和商市場【北海道の新鮮で激安な海鮮丼】

私が日本一おいしくかつ安く新鮮な海鮮丼が食べられると信じてやまないところ。それは北海道・釧路市にある「和商市場」だ。
「和して商う」という、この市場を一台のリヤカーから汗と根性で今日を築き上げてきた人の思を込めて、『和商市場』という名前がつけられたそうです。
ここには北海道ならではの、カニ・イクラ・ウニ・ホタテなどをはじめとする多くの種類の海産物が所狭しと並んでいる。観光客にも有名で、全国配送も可能。ここからお土産としてカニなどを求めるのも良い。実際、ここで買ったカニは、中の身がプルンプルンで脂もしっかり乗っている。素人目に見て明らかに違うカニの肉付きで、家族にも大好評だった。
しかし、ここはお土産よりも、その場で楽しむものがある。それは『勝手丼』だ。市場の中に売っている海産物を、熱々のご飯にのせてその場でいただく、豪快な丼。今は多くの市場で勝手丼は見られるが、この和商市場が発祥のスタイルだ。

安くて美味しい自分好みの海鮮丼!

和商市場勝手丼

イクラ・サーモン・ホタテ・エビをのせ、ご飯は大盛り丼の大きさは吉野屋の特盛りくらいこれでなんと2000円!
自分の好きなネタを選べる。市場で食べるので鮮度満点。なんと言っても、水揚げ豊富な市場の価格なので安い!最高の3拍子がそろった最強の海鮮丼です

勝手丼のいただき方

1.まず、市場内の惣菜屋で丼と白ご飯を購入する。
 値段は大盛300円・中240円・小120円

2.市場をめぐり、好きな店で好きなものを購入。
 魚は切り身で売られているし、イクラ等の魚卵は量り売りが可能。

3.醤油をかけてもらい、完成。
 市場内のテーブル席で、がつがついただくのだ!

今では全国にある市場で「勝手丼」形式はよく見られます。しかしそのツールはこの和商市場。北海道を旅する貧乏ライダー(バイクツーリングの旅行者)のために、鮮魚店の主人が、白ご飯の上に少しずつ新鮮な海産物をのせてあげたのがはじまりだとか。
私は今まで6回北海道を旅しましたが、和商市場には3回立寄っています。北海道の個人旅行で、おいしい海産物を気軽に食べられるところといえば、ここがイチバンオススメです。個人的な感想ですが、小樽の寿司屋で奮発して食べたいくら丼より、量・値段・うまさですべて上回っていました。
個人的にはここで好きなのは『田村商店』のイクラ。本当にプリプリしていて、絶対に外せません。
また、オホーツク海の近郊で食べるホタテは半端でなくおいしい。大きくて、甘い。関西や四国で食べるものとは別物だ。
場所はJR釧路駅から徒歩3分。地下に駐車場もあるので、車でも電車でも楽々。ただし、日曜日が休みなので注意です!

贅沢!安いので夢の海鮮丼をおかわりも可!

和商市場勝手丼

調子に乗って2杯目おかわり大好きなイクラに大トロ、大エビ(小さなエビはサービスで店のおばちゃんにもらいました)ごはんは中盛りになりましたが、これでなんと1000円!
この後は食べすぎで動けませんでした。しめて3000円で、高級新鮮食材で胃袋を破裂寸前まで膨らませることができます。和商市場では顔と財布のひもが緩みっぱなしでした。
予算としては1500円もあれば十分です。是非北海道を旅するときは、立寄ってみてください。

和商市場

場所: 北海道釧路市
交通: JR釧路駅より徒歩3分、地下駐車場完備
営業時間: 8時~18時
定休日: 日曜日(臨時営業日もあるので、ネットで確認してください)

【投稿時最終訪問 2003年7月】

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