松阪の隠れた名物はうなぎ!三谷うなぎ屋

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三重県松阪市。名物と言えば絶対に誰もが知っている「松阪牛」。旅行で絶対口にしたいグルメではありますが、何せ国産和牛の王様。市内に点在する松阪牛料理店を前にして、その桁違いの料金にがく然とする旅人も多いはず。そこで、地元の方に伺った美味しいお店はなんとうなぎ。
松阪のお隣、県庁所在地である津市は、人口1人あたりのうなぎの消費量、店舗数ともに日本一だったこともある全国屈指のうなぎの町です。江戸時代に藩主が滋養強壮と士気向上のために鰻食を奨励した結果、うなぎが大衆食として食べられていたそうで、現在でもうなぎがリーズナブルに美味しく頂けるのです。そのお隣松阪市も、その素晴らしい文化のおこぼれにあずかり、何店かのうなぎ屋が点在しているのです。

松阪駅すぐのうなぎの名店「三谷」

三谷うなぎ屋朝日町店

1松阪のうなぎの有名店といえば、老舗・三谷の松阪朝日町店。老舗の美味しいうなぎが食べられることもそうですが、松阪の中心、近鉄およびJRの松阪駅より徒歩2分という便利な立地も人気の秘密。店舗の向かいには20台の駐車場もあり、交通のアクセスは至極便利なのです。
駅前の広い通りに店舗は面しており、駅から一直線。迷い様がないうえ、近づくと香ばしいウナギを焼く香りが心地よく漂ってきますので、ついつい引き寄せられてしまいます。

美味しくもリーズナブルなうな重やうな丼

三谷うなぎ屋・うな重

店内で頂くならば、松阪牛の半分ほどの予算で味わえるうな重がおすすめ。うなぎ1尾がまるまる入って2300円。高いとはいえ、うなぎとしてはリーズナブル。直火焼きされたうなぎはパリッとした香ばしい皮につつまれ、その中にはふっくらとした肉厚の身。少な目ながらしっかりと身にしみ込んだ、つぎ足しされて使い続けられている秘伝のタレ。香り、触感、味そして視覚。五感すべてに美味しい刺激を静かにしかし強烈に押し込んでくるとてもおいしいうな重です。

三谷うなぎ屋・うな丼

やはり2000円オーバーは・・・そんな時はこれ、うな丼!うな重にくらべややボリュームは劣りますが、それでもうなぎ3切れ入りで1500円とコスパ最高!パリパリの甘いうなぎとホクホクのご飯は食が進みます!

三谷うなぎ屋・肝吸い

お吸い物はウナギの肝入り。とっても上品な味で、ガツガツ食べてしまいそうなウナギの箸休めには持ってこいです。
お店の中はテーブル席5、カウンター席12。こじんまりとしていますか落ち着いた店内です。

地元の方に大人気のテイクアウトのうなぎ

三谷うなぎ屋朝日町店

店舗の入口の中には風格あるもう一つの入口があり、その間は待合スペースになっています。満席の場合の待合は当然ながら、テイクアウトのうなぎが出来上がるまで、そこで待てるようになっています。夕時になると、地元の人が続々と訪れ、おいしいうなぎを焼いてもらい、持ち帰ります。

三谷うなぎ屋朝日町店

店頭ではうなぎが美味しく直火焼きされています。立ち上がる炭火の炎の中で焦がされたウナギをからは、秘伝のタレとともに焼き上がるその香ばしい香りが激しく煙とともに立ち上ぼります。それはお腹いっぱい食べた後でもむた食べたくなるくらい美味しそうな香り。確かに食欲増進や滋養にうなぎは効く!江戸時代のお殿様の考えを身をもって感じることができました。
・・・でもやっぱり、松阪牛も食べたいなあ(笑)

※「三谷うなぎ屋松阪朝日町店」は2018年に道路を挟んだ場所に「本店」として新築拡大オープンしました。

松阪の観光と宿泊情報

松阪牛で有名な松阪市ですが、本居宣長などの有名人を輩出し、伊勢参りに向かう人々でにぎわった歴史ある商人の町でもあり、市内には立派な屋敷が多く残っています。JRと近鉄電車が乗り入れる松阪駅から多くの場所が徒歩で観光が可能なことも松阪観光のメリットです。駅周辺にはシティホテルも多数あり、観光の拠点となっています。

三谷うなぎ屋 松阪朝日町店

住所: 三重県松阪市朝日町1区10-4
電話: 0598-51-0007
時間: 11:00~19:00
席数: 17席
定休日: 無休
アクセス: JR・近鉄松阪駅より徒歩2分
駐車場: 20台(無料)

【投稿時最終訪問 2017年8月】

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