道後温泉茶玻瑠ランチブッフェ【温泉入浴付きホテルランチ】

愛媛県松山市を代表する観光地「道後温泉」。有名な「道後温泉本館」を中心に、多数の温泉旅館が軒を連ねる、四国を代表する温泉地だ。愛媛県県庁から車で10分という立地にあり、市内からのアクセスも至極便利。道後温泉の多くのホテルでは、宿泊だけでなくランチも楽しめる。ランチを食べれば、通常は1000円以上もしくは日帰り入浴不可のホテルの温泉を無料か500円程度で楽しめる。
ホテルでランチと温泉を楽しむのも、道後温泉での楽しみのひとつで、旅行の昼食として申し分なし。今回は、道後温泉本館すぐ後ろにある「ホテル茶玻瑠」に訪れた。

道後温泉中心に建つ人気ホテル「茶玻瑠」

道後温泉のすぐ裏手の大きなホテルが「茶玻瑠」だ。大きく立派なエントランスは旅に来た気持ちを大きく膨らませてくれる素敵な空間だ。

茶玻瑠の駐車場は、ホテル前の細い道を少しだけ山の手に入ったところにあった。場所はエントランス前に居るホテルマンに聞けばすぐに教えてくれる。おそらく、ランチなどの短時間の滞在ならこの駐車場を案内されるのだろう。

駐車場から歩いて1分ほどで茶玻瑠に戻れる。エントランス前は2013年8月にオープンした「CHAHARUテラス」というカフェテラスがある。ナチュラルリゾートの設えの中、湯の町の風情を肌で感じながらお茶を楽しむ事ができる。

茶玻瑠のロビー。吹き抜けで広く、開放感もありとても落ち着いた感じがある。ソファーもいくつか配されているので、湯上りの待ち合わせなどにも便利だ。また、ロビーには「CHAHARUセレクト」という土産店がある。よくある旅館やホテルの土産店とは違い、ギフトショップといった位置づけ。お土産はもちろん、愛媛の洒落た逸品を多く取り扱っているのでひとあじ違ったお土産やプレゼントをゲットできる。

こだわりの食材を落ち着いたレストランでゆっくり楽しめる人気のブッフェ

茶玻瑠のレストラン「スーパーダイニング茶寮花小路」改装されて間もない、新しいレストランだ。レストラン入口はまるで料亭のようで、よくある温泉地の大型ホテルのレストランとは全く違った雰囲気。広々とした空間はテーブルなどの間隔も広く、落ち着いたつくり。オープンキッチンがあり、モダンな雰囲気のなかで食事を楽しめる。

茶玻瑠のランチは懐石料理やステーキランチがあるが、今回はブッフェ(1800円・税別)愛媛産の野菜や魚をふんだんに使った料理が楽しめる。美味しい料理がずらりと並んでいて目移りがする中、美味しかったのがカレー。ハヤシライスを思わせるテイストを感じるマイルドながらも深くピリ辛な味わい。トロトロになるまで煮込まれた伊予牛の筋肉が口の中で溶け、肉のエキスを鼻孔の中にふわりと放つ。そして月替わりの逸品メニューとして別皿で供されたのは豚バラ肉と「伊予美人のローストマスタードソース」ローストされた愛媛のブランド里芋「伊予美人」は豚バラ肉の脂と相性抜群でとても美味しい。コース料理の一品のような上品な雰囲気が、ブッフェランチをもっと楽しくしてくれる。

その他料理にもこだわり。パスタは月替わりで、この時はカジキマグロと水菜のパスタ。ブッフェの料理が並ぶスペースにオープンキッチンがある。どの席からもオープンキッチンの様子がよく見えるので、料理が出来上がるとすぐにわかるので、できたての料理を楽しめる。特に、天ぷらはオーダーしたものをその場で揚げてくれるのがうれしい。天ぷらと一緒に頂いた飲み物はビールではなく、パイナップルジンジャージュース。甘酸っぱくてすっきりしたパイナップルとジンジャーのピリッとした風味はとても面白い飲み物だ。

愛媛の名物「鯛めし」も。愛媛の鯛めしは2種類あり、県南部の「生」と県中東部の「炊き込み」松山は中東部にあたるので、炊き込みタイプの鯛めし。風味が豊かでとっても美味しかった。食後のデザートも充実。何を頂こうか、目移りするほど。さて、本来ならこの後ゆっくりと温泉・・・のつもりだったのだが、時間の都合で移動を余儀なくされ入浴の時間が取れず。またゆっくりと訪れたてみたい。

道後温泉で温泉つきホテルランチ

■山の手ホテル(後日紹介)

■大和屋本館(後日紹介)

道後温泉　茶玻瑠

住所: 松山市道後湯月町4-4
電話: 089-945-1321
時間: 11:30～14:00　(ランチブッフェ)
料金: ランチブッフェ1800円・税別
　　　懐石コース(4000～7000円・税別)
　　　+500円で温泉入浴可能
定休日: 無休
駐車場: 60台
　
【投稿日最終訪問 2014年2月】