平湯大滝【上高地観光の立ち寄りスポット】

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「平湯大滝」は岐阜県を代表する温泉地、奥飛騨温泉郷の平湯温泉にある名瀑。高さ64mにもなる大きな滝は日本の滝百選にも選定されており、訪れた季節によって四季折々の美しい表情を見せてくれます。また、平湯温泉の中心からすぐの場所にあり、滝を眺める展望台まで車で乗り付ける事ができます。平湯温泉は長野県の人気観光地である上高地の岐阜県側の玄関口。上高地観光の前後に是非立ち寄りたいスポットです。

平湯温泉からすぐの場所にある平湯大滝

平湯温泉の中心から、平湯温泉スキー場の脇を抜ける1.5車線を少し入った所に平湯大滝はあります。途中大きな駐車場あり、かつてはそこから滝まで歩いていていましたが、令和2年より平湯大滝のすぐ近くの駐車場まで車を乗り入れることが出来るようになりました。

令和2年6月19日より一般車の乗り入れができるようになった滝見展望広場の駐車場。駐車場の奥にある展望広場から平湯大滝の姿を望むことができます。とても気軽に立ち寄れるようになりました。

車を降りたらすぐに見られる平湯大滝

駐車場の奥に滝見展望広場があり、平湯大滝の全貌を少し離れた場所ながら望むことがら滝を望めます。滝までの道は無いので、残念ながら滝壺から滝を間近に望むことはできません。大きな滝なので、少し離れていても大迫力の姿を楽しめます。

滝見広場の奥には展望スペースがあり、そこから平湯大滝の姿を拝むことができます。駐車場から歩いて1分程度の近さです。

断崖絶壁から流れ落ちる雄大で美しい平湯大滝

北アルプス、乗鞍岳の北麓に源を発し、雪解け水や沢水を集め、一筋となって断崖絶壁から流れ落ちる平湯大滝。巨大な滝と一筆書きでつながったように流れる川が谷間に轟音を響かせる風景は感動的です。

平湯大滝は落差64m、幅約6mの細長い巨大な滝で、まさにこれぞ滝といった美しい姿をしています。日本の滝百選にも選ばれており、紅葉の名所にもなっています。また、冬には滝の流れが凍りついて氷瀑となり、幻想的な氷のライトアップが美しい「平湯大滝結氷まつり」が開催されます。

平湯大滝があるのは、奥飛騨温泉郷の中でも最も大きな温泉街で、北アルプスを代表する観光地、上高地の岐阜側の玄関口の平湯温泉の一角にあります。戦国時代、平湯大滝付近で動けなくなったに武田信玄家臣の山県昌景軍が平湯温泉を発見したという伝説も残っています。平湯大滝から流れ落ちた水は高原川となって平湯温泉を流れ穂高や槍ヶ岳に源を発する水を集めた蒲田川を合流して遠く富山市、日本海へと神通川となり向かいます。まさに大河の始まりにふさわしい神秘的な滝です。

平湯大滝

住所: 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
電話: 0578-89-2614 (奥飛騨温泉郷観光協会)
期間: 通年 (冬期は積雪・凍結あり)
交通: 中部縦貫自動車道・高山ICより約50分
駐車場: 20台(無料)

【投稿時最終訪問 2023年8月】

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