マウンテンストリーム岸本【大山子連れ川遊び】

何度も訪れている鳥取県の「大山」。しかし、真夏に訪れるのは今回が初めて。夏に大山に来たなら登山!・・・となるが、さすがに3歳児を連れては不可。そうなればやっぱり川遊びだ。
だが、大山はその地質より崩壊が進む山で傾斜も急。川遊びできる場所はいっぱいあるが、どこも大きな岩がゴロゴロした、野性味あふれる川ばかり。小学生くらいなら楽しく遊べる川は多いが、意外にも幼児を遊ばせる穏やかで安全な川は少ない。そんな大山に源を発する川で幼児が遊びやすいように整備された、ほぼ、唯一と言える親水公園が「マウンテンストリーム岸本」だ。

知る人ぞ知る大山の子連れ川遊び場

マウンテンストリーム岸本

マウンテンストリーム岸本は渓流公園。県道36号線の「大山ガーデンプレイス」の前にある細い道を降りる。もしくは、県道52号線「大山展望台」の前の道をループ状に下る。すると、谷底の橋の左岸に「ガーデンプレイス岸本」という看板があり、さらに細い道を入ると、ここにたどり着く。大山の眺めが素敵な大きな鉄橋「小林大橋」の下にひっそりとこの水遊び場がある。
まるで隠されたように深い谷底にあるにもかかわらず、ここは川遊びの絶好のポイント。すでに多くの人が訪れていて、次々と人がやってくる。知る人ぞ知るポイントのはずなのに、随分と有名な川遊びポイントになりつつある。
駐車場は水遊び場付近に10台程停められる。跡はもう少し道を進めば、さらに広い駐車スペースがあるようだ。写真左のログコテージにはトイレも完備されており、利用する事が可能だ。

マウンテンストリーム岸本

水遊び場は田んぼの脇を流れる「別所川」を整備して水遊びしやすくした感じだ。整備された場所も長く、整備のされ具合も違うので、子どもの成長にあわせて遊ぶ場所を変えられる。小学生低学年なら足が立たないところはなさそうだ。死角も少ないので、安心して子供を遊ばせることができる。ただ、小学生高学年になれば、やや満足できない場所だとは思う。

大山から流れ出した水を幼児もワイルドに楽しめる遊び場

マウンテンストリーム岸本

人工的に組み上げられた小さな滝がある。川の流れを集めて一気に流れ落ちるこの場所は一番人気。水音がとても気持ちよく、川遊びの楽しさが満喫できる場所。大人が気をつけて付き添えば、3歳児もこの流れを楽しむ事ができた。
「マウンテンストリームきしもと」には「別所川渓流植物園」が整備されていて、4万2000本の植物が植えられている。散歩道や東屋、芝生広場が整備されているので、地元の遠足などでも使われているようだ。川遊びプラスアルファのアウトドアも楽しめるスポットでもある。

マウンテンストリーム岸本

さっそく入水!川の水は思った以上に冷たくて気持ちいい。田舎の田んぼの横の小川に比べると格段に水温は低い。
水の透明度は透き通るほどではないが、この上流には民家はほとんどない。牧場や田んぼが上流にあるので、土が少し流れ込んで透明度を下げているのかもしれない。それでもこの川が流れるのは日本百名山のひとつ、大山の懐。上流部はすぐに大山の深い谷になる。この水の冷たさが、生まれて間もない川である事を物語っている。子どもを遊ばせるのには安心だ。
ただ、潜って遊べるほどの透明度には至っていない気がする。

マウンテンストリーム岸本

足をつけているだけで、とても冷たくて気持ちいい。暑い夏の日差しもなんのその。冷たい清流が放つ冷気は最高で、天然クーラーの中にいるみたい。夏の川遊び、これこそ絶対的な夏の涼だ。

マウンテンストリーム岸本で遊ぶ幼児

ショッピングモールの川を模した水路では遊んだことはあるが、本格的な川遊びは、娘ははじめて。水の冷たさ、いろんな表情で流れる水、そして心地よい水音。何もかもがはじめての体験。右に左に、とても楽しそう。時々水をすくい、その冷たさをいっぱいに感じている。
幼児連れでも安心できるとても楽しかった川遊びだった。

大山の宿泊情報

大山には家族で快適に宿泊できるホテルがたくさんあります。涼しい森の中で静かに過ごすことができます。また大山から車で30分ほどの所には、山陰屈指の温泉「皆生温泉」があります。多くの宿が海沿いにならんでおり、宿からすぐに海水浴ができる夏の絶好の宿泊地でもあります。

【大山のホテル・宿一覧】 【皆生温泉の宿一覧】

マウンテンストリーム岸本

住所: 鳥取県西伯郡伯耆町(小林大橋下)
電話: 0859-39-8111(大山ガーデンプレイス)0859-62-0714(伯耆町役場)
交通: 米子道溝口I.Cまたは米子I.Cより車で約15分
駐車場: 50台(水遊び場近くには10台分)
料金: 無料
  
【投稿時最終訪問 2012年7月】

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