竜串ビジターセンターうみのわ
四国の南西端、足摺岬のある土佐清水市にある竜串海岸。青く透明でサンゴのまわりに熱帯魚が泳ぐ美しい海が広がっています。
足摺海洋館SATOUMIという2020年オープンの最新水族館や、昔からの定番である海中展望塔の足摺海洋館、無数の穴が開いた奇岩が連続する見残しに、snow peakのキャンプ場などが集まる観光・アウトドアエリアのビジターセンターとして2020年にオープンしたのが「竜串ビジターセンター うみのわ」です。
青い海での海水浴にも便利なうみのわ
足摺海洋館SATOUMIに隣接する、ウッディで目を引く建物が竜串ビジターセンター「うみのわ」です。
うみのわという名前は、竜串の海と人、自然と人、人と人を「つなぐ」という思いが込められているそうです。
サンゴのまわりに熱帯魚が泳ぐ青い海のすぐそばにうみのわはあります。右側の建物がうみのわ、左側が2020年にオープンした足摺海洋館SATOUMI。真ん中の旧足摺海洋館は取り壊されて駐車場になります。
目の前は桜浜海水浴場になっており、シャワーがうみのわにあるので、海水浴の基地にもなります。この海の沖合いには海中展望塔があるくらい魚が多く泳いでいるので、シュノーケリングにももってこいです。
ウッディな館内で紹介される美しい海や自然
ウッディな館内には周辺の自然や観光を案内や展示がずらり。うみのわでは、景色・アクティビティ・グルメなど、地域の情報を幅広く紹介しており、コンシェルジュによる地域観光の案内もあります。足摺岬や竜串海岸など、付近を観光するなら是非一緒に立ち寄りたいスポットです。
ウッディな館内には海を見ながらのんびりとできる休憩スペースも。夏なら冷房の効いた館内から見る青い海が、南国の雰囲気をとても醸し出していて気持ちがよいです。キッズスペースと授乳室もあります。
四国の西南部、足摺岬や土佐清水のジオラマ模型をプロジェクションマッピングにして、地形や自然を紹介するコーナーが秀逸。色々なビジターセンターを今まで見てきましたが、これは最新の技術で素晴らしいものでした。
美しい竜串周辺の自然、特に青い海に関しての紹介や写真が多く展示されています。隣接する大月町にある、美しい海で人気の柏島の紹介もあります。
うみのわのある土佐清水周辺だけでなく、高知県・愛媛県にまたがり四国南西部に広がる足摺宇和海国立公園の自然をタッチパネルで紹介しています。
館内には薪ストーブもあります。ウッディな空間と薪ストーブの組み合わせは、南国とはいえ、寒い冬を楽しみにさせてくれます。しかもこの薪ストーブ、ロボットの形をしたユニークな意匠。どことなく愛らしいその姿ですが、なんとオーブンも装備されている実用的な一品。実は、地元の鉄工所が作成した職人こだわりのもので、なんと土佐清水市のふるさと納税の返礼品にもなっています。ロボット型薪ストーブの中で炎がゆらゆらと揺らめいている冬にも訪れたくなります。
土佐清水・足摺岬のホテル
竜串ビジターセンターうみのわ
場所: 高知県土佐清水市三崎字今芝4032-2
電話: 0880-87-9590
営業時間: 9:00~17:00
休館日: 火曜日(祝日の場合はその翌日)7~9月は無休
料金: 無料火曜日(屋外シャワー無料、屋内シャワー100円)
駐車場: 普通車22台
アクセス: 高知自動車道・四万十中央ICより約100分
【投稿時最終訪問 2020年7月】