ニューレオマワールド【中四国最大級のイルミネーション】
「ニューレオマワールド」は四国を代表するテーマパーク。遊園地はもちろん、アジアの遺跡を忠実に再現した異国情緒あふれるエリアのオリエンタルトリップや、園内を一面の光の世界に変える夜の美しいイルミネーションや幻想的なショーが人気です。有名テーマパークに比べると規模は小さいですが、夜のイルミネーションまで1日中楽しめます。またパーク内には人気の温泉旅館チェーン「大江戸温泉物語」の巨大ホテルがあり、人気の温泉とバイキングはもちろん、パーク内の美しい運河や讃岐富士を眺める至極の滞在が楽しめます。
心踊るニューレオマワールドの入口
ニューレオマワールドのメインエントランスではメインキャラクターの「ペディー」と「ポーリー」が出迎えてくれます。エントランスに隣接する駐車場は1日1000円ですが、荷物を車に置いて何度か取りに行くなら便利だと思います。エントランスからエスカレータで下ったところに無料駐車場があります。
エントランスを入り池を渡ると「エントランスウェルカムプラザ」があります。ここには土産店やレストランが集約されているので、何度か立ち寄る事になります。
エントランスウェルカムプラザの2階には休憩スペースがあります。テーブルとイスがあり無料で利用できるので、テイクアウトなどで食事をするには便利なところです。訪問した時はコロナの影響で、座席はかなり間引かれていました。
同じく2階には「レオマヒストリーミュージアム」があります。2021年に開園30年を迎えたレオマリゾートは中四国最大級でかつ老舗のテーマパーク。その歴史を振り返る展示スペースになっています。子連れで訪れたお父さん、お母さんにとっては懐かしさを感じられるのかもしれません。もちろんレオマワールドが初めての人にも、制服の移り変わりや昔あったアトラクションなど見ていて楽しい展示です。
ライド系アトラクションで人気のバードランド
ニューレオマワールドでも人気のエリア、バードランド。まさに遊園地といったエリアで、観覧車やゴーカートなどライド系アトラクションが集約されています。屋外ステージではキャラクターたちのショーもあります。なんだかどこかで見たようなキャラですが、深く考えないことにします。
バードエリアで最も目を引くアトラクションが「バードフライヤー」
関西・中四国初の空中回転ブランコ型絶叫系アトラクションで、その高さは大観覧車よりも高い地上59m。まさに空を飛ぶ体験ができます。冬に乗ると怖いより寒いを強烈に感じるので防寒対策はバッチリしましょう。
ニューレオマワールドのランドマークといえる「大型観覧車」
直径50mの大観覧車からはパーク内はもちろん、讃岐富士や瀬戸内海まで一望できます。たくさんあるゴンドラのうち2つは「足ブラ観覧車」になっていて、座席のみで床や壁のないスリリングな空中散歩を楽しめるようになっています。
観覧車からは豊かな自然の中に広がるレオマリゾートを一覧することができます。どこにどのアトラクションがあるか一望できるので、次はどれに乗ろうか、どの順番で乗ろうか色々と考えてしまいます。
北側に目を向けると美しい円錐形をした讃岐富士が見えます。山麓には有名讃岐うどん店が軒を連ねるまさにうどん県の象徴ともいえる山。その向こうには瀬戸大橋がかかる瀬戸内海を見ることができ、天気が良いと本州・岡山まで一望できます。
広い園内には楽しいアトラクションがいっぱい
「アドベンチャーエリア」は絶叫系のアトラクションが目玉。本格的ジェットコースター「ビバーチェ」は、最高速度75kmで水面スレスレを横向きになって走行するスリルを楽しめます。全長900mのコースを走りぬくと、横向きのGがかかり続けます。そのため降りた人は平衡感覚がおかしくなり、変な歩き方をしているのがわかります。
他にもおなじみの「パイレーツ」や屋内銃撃系の「バトルビースト」があり、興奮度高まるアトラクションで構成されています。その中に温泉に浸かるカピバラさんがいるカピバラ温泉があり、ちょっとほっこりします。
「マジカルストリート」ではレオマワールドのキャラクターやパフォーマーたち総出のイルミネーションパレードが行われます。まるで海外のストリートを思わせるエリアにもアトラクションがあり、ホラーハウス(お化け屋敷)、スペースシップ265(室内ジェットコースター)、スカイサイクルなどが楽しめます。
ニューレオマワールドはインスタ映えするスポットにも力を入れているようで記念撮影に持ってこいの場所がいっぱいありました。「LOVEリング」はレオマワールドを背景にしたモニュメントで、カップルの撮影スポットとして売り出し中です。特に夜はライトアップされとてもきれいになります。
「ポーリードリームハウス」はニューレオマワールドオリジナルキャラクターのポーリー・バードの部屋。花やファンシーな家具で、おとぎ話に出てくるような女の子の部屋をイメージしています。ここでもインスタ映えスポットがいっぱい用意されてます。
ディズニーランドを意識したアトラクションが多い中、最も意識しているだろうと思われた「レインボーバンディット」です。気球に乗ってお姫様と7人の仲間たちの旅を追いかけるアトラクションです。
歌と踊りで様々な美しい世界をめぐるライドはディズニー好きには予想以上に楽しめる内容です。出てくるキャラクターの元ネタがありそうに思えることについては私個人の見解のため、深く触れません。
最後は登場したキャラクターたちの光のカーニバルで旅が終了します。どこかで見たことがありそうでもオリジナルのキャラたちなのでストーリーはあまりわかりませんが、最後にはとても冒険した気分に浸ることができました。