紅葉が美しい道の駅「内子フレッシュパークからり」
秋の紅葉、春の桜。美しい季節の風景を美味しい食と日本の風景で楽しませてくれるのが、愛媛県の内子。毎年秋と春には決まって訪れる場所だ。今年も秋晴れの1日、内子の中心にある道の駅「フレッシュパークからり」に向かった。
紅葉が美しい「道の駅フレッシュパークからり」
道の駅の中には、大人気の野菜の直売所があり、休日は多くの車で賑わっている。車を停め、直売所を抜けるとそこは中庭。小田川の清流を見下ろす中庭にはウッドデッキとテーブルがあり、くつろぎの空間になっている。既に紅葉が見ごろになっていて、美しいモミジの赤と空の青が眩しいコントラストで迎えてくれた。
中庭には美味しい地元食材を使ったパンやバーガーを販売する店がある。ベーカリーショップに並ぶパンはどれも美味しく、焼き上がりと同時にあっという間に売り切れる。特に「からりブレッド」は整理券がないと買えない人気商品だ。
パンを買い込み、この美しい紅葉の森の下にあるベンチでランチ。朱色に染まった秋の日差しと、清流が輝かせる日の光を浴びながらのランチタイムは贅沢そのもの。穏やかな秋の美しさを堪能する。
地産の美味しい食べ物や散策が楽しめる道の駅
美味しい食事が終わったら散歩。ウッドチップが敷き詰められた散歩道を行く娘。半年に1回、この道を娘は歩くが、どんどん足取りもしっかりしてきて大きくなっていく。その成長を感じられる瞬間だ。
この気持ち良い散歩道、実はベーカリーショップや「からり」の事務所が入る建物の屋上。アーチ型に造られた屋根の上に見事な緑化が施されている。屋根には盛り上げられた地面から登っていくので、ここが屋根の上だというのは言われないと気づかない。地面から生えている煙突から、パンを焼くとってもいい匂いがあふれ出しているのがとても不思議だ。
この日、「レストランからり」は貸切で、ウェディングが行われていた。真っ赤な紅葉が2人の門出を祝っているようだった。美しい彩りの中、バルーンに飾られたパーティー会場。幸せな空気に満ち溢れていた。
道の駅の美しい小川を吊橋で渡ってハイキング
からりの敷地に面して清流・小田川が流れており、河川敷でも美味しいものを頂くことができる。また、敷地の一番奥には吊橋があり、対岸に渡ることができる。夏は水遊びするのにももってこいの場所だ。
レストランからりの横にある吊り橋で小田川を渡り、ウッドチップの散歩道を進んで行く。色づく森が秋の日差しに輝いていて、とても気持ちが良い。
からりの対岸にある「知清公園」にたどりつく。そこは、見事なイチョウのじゅうたんが敷き詰められていた。これだけのイチョウの落ち葉がある場所は娘は初めて。イチョウの葉を小枝を拾って、一生懸命掃除をしようとしていた。
傾いていく秋の夕方の光に照らされ、一面金色に輝く空間。それを覆う雲一つない真っ青な青空。秋の美しさと楽しさを堪能できた1日だった。
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道の駅フレッシュパークからり
住所: 愛媛県喜多郡内子町内子2452
電話: 0893-43-1122
時間: 8:00~17:00 (施設によって前後あり)
休館日: 無休(正月のみ休館)
駐車場:100台
アクセス: 松山自動車道・内子五十崎ICより約5分
【投稿時最終訪問 2018年3月】