雪の札幌護国神社

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日本各地にある、国家のために殉難した人の霊を祀る護国神社。北海道の県庁所在地、札幌にも中島公園の南側に隣接して「札幌護国神社」があります。明治12年に西南戦争で政府軍として出征し、戦没した屯田兵の霊を祀るために建立されました。

冬の札幌護国神社

訪問したのは3月上旬。まだまだ冬の北海道はたっぷりの雪に覆われていますが、参拝できるように重機で除雪されています。

冬の札幌護国神社

境内の入口の門にはどっさり雪が積もっています。雪深い北国の冬の神社は、降り積もった雪のため、静かで神々しく感じることができます。中島公園の自然も手伝って、すすきのに程近い町の中にあることすら忘れてしまいそうな場所です。

冬の札幌護国神社

朝早くから宮司さんが境内の中を除雪機で雪かきをされていました。本殿は二重扉なっており、扉の中に入ると、お賽銭箱や鈴などが置かれているスペースになっています。さすがに開放的な日本の神社の造りは北海道の寒さには耐えられないようで、入口はガラス扉で囲われていました。中は暖かく、凍れる冬でも落ち着いて参拝ができます。

砲兵第7聯隊営門哨舎

明治時代、南下するロシアの脅威に備えて、北海道内には屯田兵をはじめ、多くの軍隊が置かれました。軍隊の哨戒に使われた砲兵第7聯隊営門哨舎が境内の一角に保存されていました。人気漫画「ゴールデンカムイ」の世界観である、日露戦争後の北海道を少し感じさせてくれる神社でもありました。


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【札幌護国神社】
場所: 北海道札幌市中央区南十五条西5-1-3
電話: 011-511-5421
営業時間: 9:00~17:00(社務所)
休業日: 無休
料金: 参拝無料
交通: 札幌市営地下鉄南北線・幌平橋駅より徒歩3分
   札幌市電・行啓通電停より徒歩3分
駐車場: あり (5台・無料)

【投稿時最終訪問 2018年3月】


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