神戸市立森林植物園紅葉ライトアップ

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港町神戸。大都市でありながらそのすぐ後ろには六甲山が迫る自然豊かな場所でもあります。秋になると美しい紅葉のスポットも目白押し。

そんな中でもオススメなのが、神戸の中心から車で30分程度で行ける場所に美しい紅葉ライトアップが楽しめるオススメの場所が「神戸市立森林植物園」です。神戸市立森林植物園は、六甲山の稜線を走る六甲ドライブウェイの西の入口付近に位置する広大な森林公園。神戸市の施設のため、入場料300円で楽しめる気軽に出かけられるお出かけスポットでもあります。

また、11月の紅葉期間中はライトアップ期間となっています。美しい紅葉を満喫できるとこの時期は大勢の人でにぎわいます。

公園入口から長谷池までが美しい紅葉スポット

森林植物園の中でもオススメが、正門から多目的広場に向かうメタセコイア並木。美しく黄葉したメタセコイアの木々がずらりと並ぶ風景は圧巻。通り抜けるだけでも心踊る場所です。

植物園といっても温室などではなく、広大な敷地を生かして様々な植物を植え、世界の地域の植生を再現しています。外国を訪れて、その国の森を「ハイキング」しているようなアウトドア気分が楽しめるのです。深い森になっている園内は方々で紅葉が美しく色づいており、木々の種類も多いので、11月いっぱい、園内で美しい秋の風景が楽しめます。

広い園内でも特に紅葉が美しいのが「長谷池」

池の周りにはモミジがあふれており、池の水面を鏡像と落葉で真っ赤に彩ります。見ごろは11月中旬。長谷池はライトアップがされず、17時以降は立ち入り禁止になりますので早めに訪れましょう。

紅葉の見頃の時期に行われる幻想的なライトアップ

夜になると紅葉が美しくライトアップ。モミジにイチョウが闇夜に美しく色鮮やかに浮かび上がります。六甲山の深い懐の中、周囲には人工物は全くないので、そのライトアップの美しさは見事です。

まるで北欧を思わせるような、巨大な針葉樹が立ち並ぶ正門付近の森。神話に出てくるようなノームや妖精がこっそりとつくったような味わいのあるランプが広い森の中を優しく照らしています。

今年のオブジェはキノコ。ブラックライトで闇夜に浮かび上がる色鮮やかに発光するキノコは幻想的。まるでおとぎの国に引きずり込まれたかのような美しさです。

小さな池の中にもライトアップされたオブジェ。昼なお暗い森の中は夕時から一気に幻想的な空間に変わっていきます。

北欧を思わせる針葉樹林の中には一足早くサンタのライトアップオブジェがお目見え。今年のテーマである「キノコ」をバックに、トナカイの引くソリに乗っています。フカフカの落葉の上、木の枝や丸太、樹皮で見事に再現されたトナカイ。秋の森の魅力を伝えながら、一足早いクリスマスを感じさせてくれる見事なライトアップです。近くには木の枝で組まれたトンネルもライトアップされており、幻想的な森の夜景を楽しめます。

再び美しい黄葉のメタセコイア並木道に戻ってくると見事にライトアップされています。この並木道も神戸市立森林植物園の見どころの一つ。輝く金色のヴェールが闇夜に吸い込まれるように続いています。

ライトアップの時間は多くの人でにぎわいますが、閉園時間の18時半直前にはかなり人が少なくなります。山奥の施設とはいえ、30分で下界まで降りれるので、できれば閉園間際まで楽しみたいですね。 
神戸市立森林植物園の標高は450m。気温は夜は一気に寒くなります。暖かい格好で、美しい紅葉と一足早いライトアップイベントを楽しんでみませんか?

六甲山山上で宿泊するホテル

六甲山の山上にはいくつかのホテルがあります。神戸や大阪の夜景を眺められる豊かな自然の中での滞在は極上の時間を楽しめます。

神戸市立森林植物園

場所: 兵庫県神戸市北区山田町上谷上長尾1−2
電話: 078-591-0253
営業時間: 9:00~17:00(ライトアップイベント中は18:30まで)
休業日: 毎週水曜日、12月29日~1月3日
入園料: 大人300円 子供150円
交通: 阪神高速北神戸線 箕谷出口より約15分
  山麓バイパス 天王谷出口より約15分
駐車場: 700台 (1日500円)

【投稿時最終訪問 2016年11月】

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