夕やけこやけラインと愛ある伊予灘線の菜の花畑

最終更新日

Comments: 0

近づく春の足音。それがはっきり聞こえるようになったころ、訪れたい場所のひとつが「夕やけこやけライン」の愛称を持つ国道378号線。愛媛県の瀬戸内海沿いを走る四国を代表するドライブルートで、並走するJR予讃線(愛ある伊予灘線)の土手が春先には美しい菜の花で覆われ、美しい春の旅情を掻き立ててくれる。 例年、夕焼けこやけラインで菜の花が楽しめる時期は2月下旬から桜が終わるころまでだ。

JR予讃線の春は一面の菜の花で美しい!

伊予市の「道の駅ふたみ」から大洲市「伊予長浜駅」までの夕やけこやけライン(国道378号線)沿いの約17kmの所々に、菜の花に包まれた区間がある。菜の花が美しい場所がたくさんあるので、絶景を探して車を走らせたい。線路土手の花畑は小さく見えるが、下から見上げる青空をバックにしてとても美しく見える。

気軽にこの菜の花を楽しむなら「サイクリング」もベスト。夕やけこやけラインには自転車も安心して走れる広い歩道がほぼ全区間続くので、ゆっくりと菜の花を愛でる春の自転車旅を楽しめる。

今回の菜の花の撮影はPLフィルターを使用した。ビックリするくらい、空の青さに深みが出る。まだ寒い日も時々ある季節なのに、ここだけはとても穏やかで、暖かい春の別天地になっていた。

見事に咲き誇る菜の花。宇宙の色を映した空の蒼さにその黄色は眩しいほどの存在感。潮風に、鼻腔をくすぐる菜の花の匂いが舞い上がる。

菜の花畑の中に突っ立つ1本の電柱。これは、この菜の花畑が「人工の土手」であることを密かに主張しているかのようだ。この電柱は土手の上を走る線路沿いに造られた電線の一部。鉄道施設用の電力か一般家庭用かは知らないが、線路沿いに電線が走っている。ちなみに、この上を走る「JR予讃線」は電化されていないので電線はなく、ディーゼル車が走る。

春の予讃線の電車旅は最高の風景

この土手には畦道があって、上まで登ることが可能だった。土手の上はJR予讃線の線路になっている。実は予讃線には、伊予市から大洲市の区間は2つの路線が存在する珍しい区間がある。山の中を走る特急の通る新線と、海沿いを走る昔ながらのローカルな旧線。この夕やけこやけラインを並走するのは、旅情あふれる昔ながらの旧線である。この線路は海を眺めながら走る路線として、鉄道ファンの間では人気が高い。特にこの時期は、菜の花の色どりが添えられるので、その人気度はピークになる。
土手に上がってスマホで時刻表を調べる。運良くもうすぐ電車(汽車)が通りかかりそうだ。安全な場所まで退避し、菜の花畑を走り抜ける電車を撮る。

今度は下り電車を狙う。もうこれで1時間は電車は通らないので、電車の写真は諦める。
ちなみに、この電車が辿りつく次の駅は「下灘駅」。ドラマ・映画・CMのロケ地によくつかわれる、「海にいちばん近い駅」として有名だ。この電車で旅を楽しむ人の多くは、何もなくてもその駅で途中下車する。

 

青空と菜の花のコラボは春の色鮮やかさ!

青空の中、金色の花に囲まれて立つ電柱。なんだかとても不思議で美しい光景。

蒼い空はまるで南国の海のよう。そして、菜の花畑は潮風になびき、まるで金色の波立つ海のようにも見える。

菜の花畑を下から見上げて、広角レンズで撮影。それは楽園や天国を思わせるような、とっても美しい光景。広い青空の下に一面に広がる金色の絨毯のような菜の花畑。のんびりと寝転がって、昼寝をしたくなるような、そんな場所だった。

菜の花1つ1つもとても美しく、青の中に咲いている。そして、その菜の花の中には、ミツバチが忙しそうに飛び回り、訪れた春を謳歌している。

菜の花畑を堪能して、下の道まで戻ってきた。もう一度菜の花畑を見上げる。とても美しい風景。暖かくなり菜の花と潮の香りが漂う春の空気に包まれていると、いつまでもここでゆっくりしたくなる。

 

沿線で最も人気スポット「閏住の菜の花畑」

夕やけこやけラインで一番人気の菜の花スポットで、かなり観光地化しているのが、閏住バス停の背後にある「閏住の菜の花畑」だ。美しい菜の花畑と電車のコラボはもちろん、瀬戸内海が近いので、海の青さとと菜の花の黄色のコラボも楽しめる場所だ。少し離れた路肩や並走する細い道に一時駐車が可能なので、専用駐車場がないにも関わらず多くの人がドライブの途中に立ち寄っている。

予讃線の土手一面に広がりを菜の花畑。先ほど訪れた場所より障害物が多いが、例年安定した花の多さがある。撮影用のお立ち台が用意されていたり、「くじら」というたこ焼きやアイスクリームが人気のお見せが花畑の西端にあるなど、訪問するにはとても良い場所だ。絶景の中で気軽にくじらの美味しいファーストフードを頂くのも楽しみのひとつだ。

土手の菜の花の中には畦道があり、ここからも予讃線を見ることができる。線路に入らないようにして美しい旅情風景を楽しみたい。

ドライブの後は松山・道後温泉に泊まりたい

日本最古の温泉とされる道後温泉には、数多くの宿があります。どの宿にも趣向をこらした温泉を楽しめ、さらには湯篭をもって浴衣姿で道後温泉本館や椿の湯といった外湯巡りも楽しめます。道後温泉から伊予鉄道の駅に続く商店街「道後ハイカラ通り」にはたくさんの店が並んでおり、各ホテルの軒先には無料の足湯があり、道後温泉は散策するにはもってこい。海にも近く美味しい魚を食べられる店も多数。道の駅ふたみから1時間もあれば道後温泉に到着するので、宿泊にはお勧めの温泉地です。また松山市内にも温泉つきのシティホテルがいくつかあるのでそちらに宿泊するのも気持ちが良いです。

【道後温泉の宿一覧】

シェアする