ビーナスブリッジ【神戸の日の出と夜景展望スポット】

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ビーナスブリッジは神戸の中心、三宮の市街地の上にあり、神戸を間近に一望する絶景スポット。公園と展望台を結ぶ歩道橋ながらもその名前と見た目の美しさと、ブリッジから望む神戸の見事な景色で多くの人が訪れる観光名所です。幻想的な夜景を望むデートスポットとして有名ですが、朝は神戸の街を照らす日の出を拝める絶好の場所でもあります。

神戸の街並みを間近に見下ろす諏訪山展望台

駐車場から階段を登るとビーナスブリッジの入口にもなっている「諏訪山展望台」。屋根付きのベンチや自販機、トイレがあります。斜面から突きだすように造られた展望台から眺める神戸の眺めは、摩耶山の掬星台と双璧をなすほどの絶景です。

諏訪山展望台には愛の鐘モニュメントがあります。ビーナスブリッジの名前の由来は、諏訪山展望台と山麓にある金星台を結ぶ目的で造られた歩道橋のため。金星台は明治時代にフランスの観測隊が金星観測を行ったことから名付けられた場所。愛の女神を指すヴィーナスの名前ということもあり、好きな人と訪れると結ばれるというデートスポットになっています。遊具のように見える愛の鐘モニュメントに南京錠をふたりでかけると、恋が実るとされています。

ビーナスブリッジと朝の神戸の街が織りなす風景

諏訪山展望台から望む神戸の町並みと、山から突き出すようにして架かるビーナスブリッジが織りなす風景は、まるでアニメの世界のような少し非現実さを感じる美しい眺めです。朝の始まりが新たな物語を語りだしそうです。

展望台からかかるビーナスブリッジ。まるで神戸の港町へと続く架け橋のようです。神戸の街から背後にある六甲の山々に登るためにビーナスブリッジを利用する登山者も少なくありません。

2つの円を重ねて描くビーナスブリッジ。歩道橋ですが階段は無くすべてスロープとなっており、その突端には展望スペースが設置されています。夜はロマンチックに輝く神戸の夜景、朝はダイナミックに輝く神戸の日の出を望む絶好の展望スポットです。

東の空から太陽が登ります。ビーナスブリッジがある再度山ドライブウェイは夜11時から朝5時まで通行禁止になっています。夏休みやゴールデンウイーク頃の日の出時刻か5時15分前後なので、5時ちょうどに三宮から再度山ドライブウェイに入れば、到着と同時に日の出を拝むことができます。

ビーナスブリッジは金星台と諏訪山展望台を結ぶ全長約90メートルのループ橋。8の字描く螺旋が美しく、その上からは神戸の港町の風景を180°見渡すことが出来ます。

ヴィーナスブリッジが完成したのは50年以上前の1971年。諏訪山公園からその上部に位置する諏訪山展望台へ向かうために造られた歩道橋ですが、その意匠の見事さと空中に描かれる螺旋ループのプロムナードからの感動的な神戸の眺めを楽しみに今も多くの人が訪れます。

ビーナスブリッジから眺める朝日が照らす神戸

ビーナスブリッジから望む神戸の朝日。7月末だとやや六甲山側らか登りますが、初日の出だともっと海側(南側)から登るのでさらに美しい光景となります。山の斜面で宙に突き出したビーナスブリッジからは東側への展望は開けているので、1年中美しい日の出を楽しめます。

朝日に照らされたハーバーランドと神戸港。現在改修中で囲いに覆われていますが、写真中央3つある建物の右側は神戸のシンボルポートタワー。神戸を代表する風景を見下ろせるのがビーナスブリッジです。

ビーナスブリッジの正面に見えるのはポートアイランド。神戸港に浮かぶ人工の島で、さらにその奥には神戸空港があります。

展望スペースからはもうひとつの人口島、六甲アイランドを望むことがでぎす。紺碧と茜色が入り混じった光に照らされる神戸の静かな町並みは、煌めく夜景とはまた違った港町の美しさを感じました。

西側を望むと、六甲山系が続いていく様子がよくわかります。六甲山系は神戸市の西、須磨付近で海に沈み、明石海峡を越えて再び淡路島となって海の上に高い山々をつくりだします。都会と海と山が寄り添うように続く風景は、神戸ならではの風景で、朝日に染め上げられてとても美しく見えます。

ビーナスブリッジ

場所: 兵庫県神戸市中央区神戸港地方口一里山
電話: 078-331-8181
営業時間: 24時間(車は23:00~5:00は通行止め)
休業日: なし
入園料: 無料
交通: 阪神高速・京橋ICより約15分
駐車場: 30台(無料)
     
【投稿時最終訪問2023年7月】


 

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