冬のもいわ山ロープウェイともーりすカー

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札幌観光の定番スポットのひとつ、藻岩山。札幌を一望できる展望台は雪の積もった真冬でも営業しており、夜景も楽しめます。藻岩山ロープウェイに乗れば、普段は見ることのできない北海道の冬山を気軽に楽しめることができます。

札幌もいわ山ロープウェイお得情報

旅行中に藻岩山を2回登る、もしくは違うシーズンに札幌を訪れる予定があるなら年間パスポートがお得。
往復1700円が年パスなら1年間有効でなんと2800円で激安。2回行けばもとがとれます。
下山後に、差額の支払いで下山後の一般チケットから年間パスポートに変更も可能なので、また来たいと思った時は買い直しておきましょう。
さらには年パスにはお得な特典もてんこ盛りなので、旅の助けにもなります。
(1)山頂レストラン「ザ ジュエルズ」お食事利用で10%OFF(クリスマスシーズン除く)
※2017年12月1日~2018年3月31日については15%
(2)北海道開拓の村ご利用料金の割引
(3)札幌大倉山展望台・スポーツミュージアム入場料金の割引
(4)さっぽろ羊が丘展望台入場料金の割引
(5)さっぽろテレビ塔入場料金の割引
(6)JR札幌駅「カフェ・ノルテ・サッポロ」ソフトドリンク100円引き

※この情報は2019年3月のものです

もいわ山ロープウェイ

山麓駅

標高70mに位置するロープウェイの山麓駅。駐車場完備。市電に「ロープウェイ入口」から徒歩10分弱。積雪があったり登り坂が辛いなら、電停から歩いて1分の場所から無料シャトルバスが15分間隔で運行しているので利用しましょう。

ロープウェイ乗り場まではエレベーター完備。2011年に全面リニューアルしており新しく使いやすい施設です。駅舎は小高い丘の上にあるので、壁一面の窓ガラスからでも十分に札幌の町並みを展望できます。

ロープウェイに乗車

2011年のリニューアルでロープウェイのゴンドラも最新型になっています。壁がほぼ一面窓ガラスになった抜群の展望を楽しみがら、約5分で山腹駅まで連れていってくれます。

札幌の街が少しずつ足元へ小さくなっていきます。写真中央にさっぽろテレビ塔、やや左端にJRタワーなど、札幌のランドマークは出発直後が高さの差がはっきりわかって探しやすいです。

ロープウェイは窓一面の大きなガラス窓は解放感があり、眼下の藻岩山の原始林はもちろん、札幌の街並みや遠く石狩湾までが一望できます。まるで空中散歩をしているかのような乗り心地です。

足元に広がる雪の原生林。時々スキーやスノーシューを楽しむ人が森の中を下って行くのが見えます。年パスで頂上まで登って雪の中を駆け下る、札幌ならではの雪の遊び方です。

少しずつ札幌の町並みと藻岩山の山麓の風景がひとつになっていきます。山麓の小さな山の上にある白い建物は「平和記念塔」です。

中腹駅

標高450mの中腹駅に到着しました。ここから山頂に向かうもーりすカー乗り場まではお土産屋になっています。定番のお土産から藻岩山オリジナルのものまで、品数が多いので目移りしてしまいます。

マスコットキャラクターの「もーりす」がいます。藻岩山に住むエゾリスをイメージしたキャラクターで、可愛らしくて子供たちに人気です。

中腹駅の一角には、アイヌの文化展示コーナーがあります。小さな展示ですが、アイヌの衣装や道具などを見ることができます

中腹駅の外は雪の世界

中腹駅の外には雪上車のモーリス号が停まっています。なかなか日本で雪上車を見る機会は少ないので、寒いですがついつい建物の外にでてみてしまいます。雪が多いので迂闊に近づくと、すぼりと雪の中に足が埋もれてしまいます。こんな重たい雪上車が雪の上に乗っているのに人間は埋もれてしまうのも不思議です。

無雪期は、中腹駅までマイカーでも登ることができます。広い駐車場は冬には一面の雪原になっています。ここから付近の森の中を雪上車で走るアクティビティがあります。珍しい雪上車の車内に乗り込むか、ソリで思いっきり引っ張ってもらうか、どちらも楽しそうです。

中腹駅のデッキではでも冬でも外で元気にバーベキューしている団体が。雪の中に漂う炭火で焼かれた肉の香りはたまりません。聞こえてくる楽しい語らいの言葉は日本語ではありませんでした。冬の北海道はインバウンド大盛況です。

森の中を進むもう一台の雪上車。豪快な音を立てて、雪煙を巻き上げながら進みます。日本離れした、北国ならではの風景です。

無雪期は藻岩山観光自動車道の駐車場は広い雪原になっており、キャタピラーを履いた雪上車しか立ち入ることができません。山頂への資材の運搬や従業員の移動に使われているのでしょう。

もーりすカー

中腹駅から山頂駅までは「もーりすカー」というケーブルに乗ります。観覧車のような2両のキャビン連結したもーりすカーは、約1分40秒で山頂までの急斜面を登ります。

もーりすカーに乗車

もーりすカーの車内。壁一面の窓と前後に座席があるところは観覧車とほぼ同じ造り。車内がとにかく広く吊革もついており、多くの人が乗れるようになっています。こういった乗り物は国内でも珍しいです。

中腹駅のもーりすカーのプラットホームはまるで秘密基地。雪から車体を守るためのものですが、ここから凄い勢いで発射するアトラクションのようにも思えます。

雪の急勾配をものともせず、もーりすカーはどんどん登って行きます。ここを登りきると、標高531mの藻岩山山頂にある展望台に到着です。

観光と宿泊情報

藻岩山へ夜間に登るなら、夕食の付かないシティホテルがおススメ。場所はすすきの以南、市内電車の運行エリアが便利が良く、夜遅くなっても安心です。

札幌もいわ山ロープウェイ

所在地: 北海道札幌市中央区伏見5-3-7
電話番号: 011-561-8177
料金:
期間: 通年
休み: 整備運休期間あり
時間: 10:30~22:00(冬期は11:00~、年末年始営業時間相違)
運行: 15分間隔
交通: 市電「ロープウェイ入口」電停より徒歩10分
   (電停徒歩1分の場所より無料シャトルバスが15分おきに運行)
JR札幌駅より約30分
駐車場: 120台(無料)

【投稿時最終訪問 2018年3月】

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