神戸メリケンパーク【神戸港震災メモリアルパーク】

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神戸を代表する風景で、神戸の人気観光スポットのひとつである「メリケンパーク」
神戸の海に突き出した広場で、巨大なオブジェやモニュメントのような建物が建ち並ぶ、美しい港町の風景が楽しめるエリアです。晴れた日には是非散策を楽しみたい場所になっています。

オブジェが特徴的な神戸の観光スポット

北側にある魚の形をした巨大モニュメントの「フィッシュ・ダンス」など、写真映えするスポットがたくさんあるのがメリケンパークの魅力。近年できた「BE KOBE」のモニュメントは特にインスタ映えすると人気になっています。
その他にもポートタワーや神戸海洋博物館、カワサキワールドなど見学スポットも多く1日中楽しめるスポットです。

阪神淡路大震災の爪痕を今に伝える場所

メリケンパークの中には「神戸港震災メモリアルパーク」があります。これは阪神淡路大震災で大きな被害が出たメリケン波止場の一部を震災直後の状態で保存し、地震の恐ろしさと記録を伝える場所です。

1995年1月17日。大都会直下で発生した震度7の阪神淡路大震災。ビルや高速・鉄道の高架がなぎ倒されました。メリケン波止場も岸壁が崩れ落ち、港としての機能を失いました。震災で破壊された岸壁の一部、約60mの部分が被災した姿のまま保存されています。海に崩れ落ちた強固なコンクリートと倒れかけている街灯など、その被害の大きさを今なお目にすることができます。
そばにある写真パネルでは、メリケン波止場の被害と復興までの様子が展示されています。

散策が気持ち良いメリケンパーク

広いメリケンパークは散策するにももってこいの場所。付近に林立する特徴的な建物群がさらに開放感を高めてくれます。

モニュメントのような噴水広場。昼間は日に輝く噴水がとてもきれいです。夜はライトアップされて、輝く水が噴き上げる幻想的な空間となります。

メリケンパークの中で目を引くのは、おなじみのマークがついた美しい外観の建物。ここは「スターバックスコーヒー神戸メリケンパーク店」で、西日本最大級の広さを誇ります。神戸の港町の風景を眺めながらお洒落な雰囲気の中でコーヒーを頂ける店内は極上のリゾート空間と大人気です。
その横にあるのは「オルタンシアの鐘」。1990年に設置された一際目をひくオブジェで、中には鐘がぶら下げられた奇抜な鐘楼となっています。

メリケンパークのシンボルとなっているポートタワーと神戸海洋博物館。真っ赤で天を衝くタワーと、真っ白な帆を空に広げるかのようなオブジェは、まるで船の帆船のよう。港町神戸にぴったりの代表的な風景で、夜は美しくライトアップがされます。また、外観の見た目だけでなく、入場してからのコンテンツもとても充実しているので、ゆっくりと楽しむことができる施設です。

メリケンパークで目をひく建造物のひとつが中央突堤の先端にある「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」です。まるで海の中に建つようなオーシャンビューホテルで、快適なリゾート滞在が楽しめます。阪神淡路大震災のあった1995年に開業したホテルで、丸みを帯びた独特なデザインは遠くからでもわかるメリケンパークのシンボル。日本で唯一、ホテルに海上保安庁認可の公式の灯台が設置されています。また、ホテルの2階は客船ターミナルになっていて、乗船を待つ乗客のくつろぎの場所となっています。

神戸の港町と海の風景でのんびりと

対岸は神戸を代表するショッピングモールの「神戸umieモザイク」になっており、歩いてメリケンパークから訪れることができます。神戸アンパンマンミュージアムやモザイク大観覧車などの観光施設や、ウッドボードの散策、赤レンガ倉庫や大正時代に建造された旧神戸港信号所などのレトロな港町の風景も楽しめます。

メリケンパークの岸壁沿いの散策はとても気持ち良いスポット。神戸タワーの向こうには、間近に迫る六甲山。海と山と街が共存する神戸の魅力が詰まった場所です。神戸港を遊覧する観光船もここから乗船することが出来ます。

突堤でのんびりとくつろぐ平和の象徴であるハト。モザイクには極上のクルーズを楽しめる「コンチェルト」が停泊しています。明石海峡までのクルージングで演奏を聞きながらの食事が楽しめる人気のクルージング船です。
海の岸壁のベンチや、芝生広場も多いメリケンパーク。のんびりとした時間が過ごせる神戸の美しい風景です。

■メリケンパーク内のホテル

神戸メリケンパーク

場所: 神戸市中央区波止場町2
電話: 078-321-0085
営業時間: 24時間
休業日: なし
入園料: 無料
交通: JR・阪神電車元町駅より徒歩10分
   阪神高速・京橋ICより約5分
駐車場: 110台 (最大料金840円)

【投稿時最終訪問2017年7月】

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