呉羽山展望台【立山連峰の絶景展望スポット】
富山市は北側には日本海、東側には立山連峰を望む美しい町。その富山市中心部の西端にある「呉羽山展望台」は富山市はもちろん、その背後にずらりと立ち並ぶ北アルプスの山々を眺望できる絶好の展望台です。特に11~6月には山々は雪で白くなっており、そのコントラストがひときわ美しく見えます。春には桜の名所、そして続くゴールデンウイークには新緑と残雪のコラボが望め、夜景スポットとしても人気の場所です。
立山連峰を一望する絶景特等席の展望台
呉羽山展望台は、神通川西側にある標高76.8mの呉羽山の頂上付近にあります。高台になった展望台からは立山連峰の雄大な眺望はもちろん、富山市や日本海まで一望できる素晴らしい展望スポットです。
展望台にはお決まりの双眼鏡が備え付けられていますが、ここのものは無料で利用できます。双眼鏡を覗いて北アルプスの山肌をダイナミックに感じることができます。また、双眼鏡の土台についているハンドルを10回まわして充電すると、音声ガイドが流れる優れものです。
呉羽山展望台からの北アルプスの山岳展望
呉は展望台からは富山市越しに見事に並んだ北アルプス北部の名峰を一望することができます。
中央に鎮座する立山(3015m)、その左側に剣岳(2999m)という3000m級の百名山の2座を中心として、2500mを超える山々が連なり、雪を頂くその風景は壮観です。
中央の山が立山。立山の中腹には室堂平をはじめとするなだらかな地形があり、そこは一際真っ白なようになっており、巨大なスキー場と思うような風景です。日本海から運ばれる豪雪がなだらかな地形には一際多く積もり、遅くまで雪が残っています。深い場所には20mもの積雪となる場所で、室堂へと続く立山黒部アルペンルートでは除雪された15m以上にもなる雪の壁の中を歩く「雪の大谷」が春の北アルプスとの風物詩として大人気です。
富山市内を走り抜ける北陸新幹線。時折風のような速さで新幹線が白い山々に向かって走り抜けていきます。
高いビルの上が立山と並ぶ名峰・剣岳。その左が毛勝山、猫又山と2300m級の山が続きます。そして右側が立山。室堂付近が真っ白になっており、すぐにその姿を区別することが出来ます。
呉羽山へのアクセスも車があればすぐです。富山駅前を神通川を渡って東西に市内を横切るひまわり通りを西に進んだ突き当りが呉羽山へ登る道の入口となります。そこから展望台は少し車で登れば着きます。富山にドライブに来たのなら、高速に乗って離れる前にぜひ立ち寄りたいスポットです。
呉羽山展望台
場所: 富山市安養坊他
電話: 076-443-2111 (富山市公園緑地課)
時間: 24時間
駐車場: 25台(無料)
施設: トイレ、東屋、ベンチ、望遠鏡
交通: 北陸自動車道・富山ICより約20分
【投稿時最終訪問 2019年5月】