神戸フルーツフラワーパーク【道の駅で遊園地やバーベキュー】

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「神戸フルーツフラワーパーク」は広大な敷地の中、ホテル・天然温泉・バーベキューテラスやフルーツ狩り、神戸モンキー劇場やプチ遊園地に芝生広場など子連れはもちろん、大人も楽しめる中世ヨーロッパの宮殿をモチーフにしたテーマパーク。冬は「神戸イルミナージュ」という幻想的なイベントが行われます。かつては入園料のかかる施設でしたが、現在は道の駅にも指定されており入園料無料。気軽に立ち寄れるスポットになりました。近隣の観光施設である「神戸三田プレミアムアウトレット」「めんたいパーク神戸三田」「キリンビール神戸工場」、少し足を延ばせば有馬温泉があり、六甲山の北側、神戸の北部を代表する観光エリアのひとつです。

気軽に楽しめる道の駅にある入園無料の遊園地

フルーツフラワーパークの駐車場に隣接する「神戸おとぎの国」。小さな遊園地ですが入園料は無料。12種類のアトラクションがあり、200~400円で気軽に楽しめます。1、2時間だけ少しだけスリルを味わいたい時にはもってこいの立ち寄り型の遊園地です。JAF会員ならお得にのりもの券が購入できます。

ジェットコースターやバイキングなどの絶叫系やメリーゴーラウンドやサイクルモノレール、迷路など一通りのアトラクションが揃っているのでちょっと遊ぶにはもってこいの場所。特にオススメはフルーツフラワーパークの目印にもなっている観覧車。六甲山や神戸北区の丘陵地帯を見下ろせる景色を堪能できます。

観覧車からの眺め。少しかすんでいますが、神戸の象徴である六甲山系が見えます。すぐ横を走る有料道路はアウトレットやめんたいパークなど、三田の観光施設に向かう時に走るので、この観覧車はフルーツパークの目印になっています。間近でジェットコースターが最高点から滑走する様子を眺めることができます。

観覧車から見下ろす神戸おとぎの国とフルーツフラワーパーク。まるで宮殿のような建物が並んでおり、一番奥の建物はホテルと温泉になっています。また遊園地入口手前には「ファームサーカス」という新しい施設があります。神戸の六甲山の北側は農業地帯。付近の農家が育てた新鮮な野菜、美味しい名産品、地酒などこだわり神戸の品がずらりとならんでいます。地産地消のカントリー風テイストのレストランもあり楽しいショッピングエリアになっています。付近にはなだらかな丘陵が広がっており、神戸の農業都市としてのあまり知られていない風景を楽しむことが出来ます。

たくさんの花が咲く宮殿の庭園

大きく美しい花壇の奥には、宮殿のようなフルーツフラワーパーク。かつては有料施設でしたが、今は無料で楽しむことができます。

宮殿の正門から入場すると、美しい中庭に面してホテル、温泉、バーベキュー場などがあり、ヨーロッパの宮殿に来たかのような美しい空間を楽しめます。ベンチもたくさん設置されていて、ゆっくりとくつろぐことができます。

神戸に近年いくつか誕生している「BE KOBE」のモニュメント。阪神淡路大震災から20年、神戸開港150年を迎え、神戸はもっと神戸らしくというメッセージを発信するためにつくられました。神戸の一番の魅力はそこに暮らす人という思いの元、多くの人が集う場所に設置されています。公式には2024年2月現在、「メリケンパーク」「しおさい公園」「神出山田自転車道」「アジュール舞子」そしてここ「神戸フルーツフラワーパーク」に設置されています。モニュメントも設置場所ごとに様々な工夫がこらされています。フルーツフラワーパークのある神戸市北区には700棟以上の茅葺の家が残っており、隠れた神戸らしさを象徴するように、茅葺の屋根の葺き替えで出た古い茅を使ってモニュメントが造られています。

BEKOBEのモニュメントでセットになっているかのが撮影台。スマホを置いて記念撮影できるようになっています。この撮影台も独特で、茅を敷き詰めた穴からモニュメントがのぞけるようになっており、レトロな雰囲気の撮影が楽しめます。この茅もBELOBEのモニュメントと同様につくられており、池の中央にあって近づけないモニュメントがどのように作られているか手でさわって感じることが出来ます。

ヨーロッパ調の建物に囲まれた中庭はとても美しく手入れされており、その名の通り晩秋でも花壇に多くの色鮮やかな花が咲き誇っています。

中庭の中心には巨大な噴水。本当に宮殿に来たかのような気持ちになります。その美しさから結婚式の写真の前撮りもされていました。

オランダ・アムステルダム国立美術館をモチーフにした「神戸ホテルフルーツフラワー」。中世ヨーロッパの城や宮殿を思わせる姿と美しい庭園は、本当に異国に来たかのように思えます。自然に包まれた異国情緒を堪能できる滞在ができるホテルですが、有馬温泉と同じ泉質の天然温泉が湧出しており、日本人の愛する温泉風情も楽しめます。宿泊はもちろん日帰り湯も可能な嬉しい温泉です。

宮殿の広場で輝く幻想的なイルミネーション

ガーデンを抜けると宮殿のようなホテルの前に広がる中央広場に出ます。本当にヨーロッパの宮殿広場を思わせる、ちょっとした海外旅行気分を味わえます。

中央広場では毎年11月から2月まで「神戸イルミナージュ」というイルミネーションが開催されます。昼間は無料で入場できますが、入場時間は16時まで。17時30分から22時30分までは神戸イルミナージュが開催され、入場料金が必要になります。

宮殿のようなホテルと広大な花壇が織りなす風景は異国情緒満点。いくつもあるモニュメントが輝く神戸イルミナージュの時間になると、おとぎの国のような幻想的な光景になります。イルミナージュ開催中のホテルへの宿泊は、とてもロマンチックな時間が過ごせる滞在となるでしょう。

神戸のイルミネーションの代名詞・ルミナリエを思わせる見事なモニュメントが中央広場のど真ん中にあります。夏場は中央広場には水上アスレチックなどがある人気のプールが開設されます。ホテルフルーツ・フラワーの客室には中央広場に面した部屋もあり、ヨーロッパの雰囲気に酔いながらもも楽しい滞在ができるホテルです。

フルーツフラワーパークの入口にもあった「BE KOBE」のモニュメントが神戸イルミナージュの会場にも設営されています。プールに映る鏡像をみると、反対に映っても「BE KOBE」になる不思議な空間。暗闇の中に光り輝くと、さぞ幻想的な眺めになるでしょう。

手ぶらで気軽に美味しいお肉が楽しめるBBQ

フルーツフラワーパークの目玉施設のひとつが「OZO BBQ TERRACE」です。全天候対応型のバーベキュー場で、収容人数はなんと1500名もあります。

室内・屋外がありますが、受付・食材の販売がある室内は冷暖房完備。夏や冬、天気の悪い日などでも快適にバーベキューを楽しめます。

壁のない開放的な屋外型のバーベキュー場は3箇所もあり、混雑知らずで余裕をもって利用出来ます。家族やグループはもちろん、団体での利用もできそうです。屋内に比べて自然の風が入る気持ちよいスペースで、肉を焼く香りが服に着くことが気になるなら屋外がベストです。壁には開閉式扉がついているので、季節や天気によっては締め切って室内のようにして利用されるようです。

受付で頂く食材を購入して、好きな席に着席します。席に着くとスタッフが鉄板を用意して火をつけてくれます。

ホテルフルーツフラワーの総料理長が厳選して選び抜いた高品質な黒毛和牛をまるごと一頭仕入れることで比較的リーズナブルに美味しいお肉がいただけます。分厚い鉄板で焼く黒毛和牛はとにかく美味しく、野外で食べるととても楽しい食事を頂けます。
【参考料金】
2~3人セット 5500円
黒毛和牛セット 2500円
黒毛和牛 1000円
持ち込み料金 1人1000円

家族連れで楽しめる広場や遊具施設

バーベキュー場のすぐ下にある「多目的広場」。広大な芝生広場ではボール遊びも楽しめます。神戸市北区の丘陵を見渡せる風景の中に広がる芝生広場の周囲には桜とアジサイが一面に咲く美しい場所です。

芝生広場にはベンチや東屋があります。相当に広いのでレジャーシートを敷いたりしてお弁当を頂きながら、子供たちを遊ばせるにももってこいのスポットです。

有料の遊戯施設として、パターゴルフとゴーカートがあります。パターゴルフは18ホールの本格的なコース。ゴーカートは1周1.2kmの超ロングコース。付近の丘陵地帯を縫うように走るのは本当のドライブのようで快適です。ただし逸脱防止のレールが敷かれているので自由に走ることはできません。小さな子供が楽しんだり、のんびりと風景を楽しむ乗り物です。

【参考料金】
パターゴルフ 1000円(9ホール500円)
ゴーカート 1000円

道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

場所: 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150
電話: 078-954-1940
施設: ホテル、日帰り温泉、バーベキュー、遊園地、売店、レストラン
営業時間: 10:30~17:00(施設によって差異あり/イルミネーション期間中は~16:00)
休館日: 施設によって相違
駐車場: 1500台
アクセス: 六甲北有料道路・大沢ICよりすぐ

【投稿時最終訪問 2023年11月】

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