姫路城【世界遺産・国宝のお花見】

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「姫路城」は国宝・世界遺産にに指定されたその白さが美しいお城。シラサギが羽を広げたような姿と白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁から「白鷺城」の愛称で親しまれる美しい城です。春には1000本もの桜の木が美しく咲き誇り、天守閣の白壁に桜が映える風景は究極の日本の美と言える絶景で「日本の桜の名所100選」にも選ばれています。世界遺産・国宝の花見を楽しめる日本を代表する究極のお花見スポットのひとつです。

国宝の姫路城を眺めながらの至極のお花見

姫路城の玄関口、大手門付近からは内堀を埋め尽くす美しい桜がお出迎えしてくれます。堀に聳える石垣の上に見事に咲く桜が日本人に刻まれたDNAを感じさせてくれる見事な風景です。

お花見は当然混み合います。平日の午前中なら大手門駐車場もまだ十分に空いており、お花見のスペースにもまだ余裕があります。

大手門付近の内堀の上には、桜並木の向こうに姫路城の天守閣が見えます。輝くような真っ白な姿と華やかな桜のコラボは目が覚めるような美しさです。

内堀を桜門橋で渡ったところにある姫路城の玄関である大手門。とても巨大な門で通るもの皆を圧倒します。大手門の裏手、石垣の土手は桜の森となっており、お花見の絶好のスポットで、すでに大勢の方が桜と姫路城の姿を楽しんでいます。

大手門を入ってすぐの場所に広がる姫路城三の丸広場。桜に覆われた広大な広場の向こうには美しい姫路城の姿を望むことができます。広場の奥の方は芝生敷になっているので、レジャーシートを敷いてのんびりしている人も多く見られます。

絶好のお花見スポットである大手門裏手の土手を登ると、桜の向こうに姫路城天守閣を眺められます。花見をしながら国宝の城見ができる日本の春を堪能できる見事な場所です。

三の丸広場から千姫ぼたん園へ向います。その途中も桜に包まれた美しい姫路城天守閣の姿を楽しむことができます。

坂を登ると桜の海の中から天守閣が浮き上がってきます。ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラなど、いろいろな種類の桜が咲き誇り、日本の春を楽しませてくれます。

坂を登った高台になった場所は姫路城千姫ぼたん園になっています。徳川家康の孫娘で姫路城城主本多忠刻の妻だった千姫の名を冠したぼたん園で、4月中旬から5月上旬まで約1,000株のぼたんが咲き誇ります。

千姫ぼたん園にも桜が美しく咲いています。桜の数は少ないですが人も少ないので、混んでいる時はぼたん園まで足を運んで桜を楽しむのも良いでしょう。

桜に包み込まれた真っ白な姫路城は窮究極の日本の美

ぼたん園の奥にはカの櫓とヨの櫓を擁する姫路城の城壁がそびえます。桜の木が美しく、姫路城の白壁に花を添えています。

姫路城天守閣のチケット売り場、入場口付近から望む姫路城の天守閣。姫路城の城さと桜色、そして青空が映える見事な日本の風景です。

桜の巨木が入場券売り場の近くにあり、見事な風景を楽しませてくれます。

石垣の下は桜の海になっています。その上に聳える真っ白な天守閣は、美しくも堅牢な要塞としての威厳も感じさせくれます。

天守閣の城壁に沿って東側に移動します。桜の海を泳ぐような散策はとても気持ちよいものです。

天守の庭と呼ばれる空間。桜と姫路城を一望することができる記念写真を撮るにはもってこいの広場です。

姫路城は元々戦国時代、豊臣秀吉の軍師であり、大河ドラマで岡田准一が演じた黒田官兵衛の城でした。豊臣秀吉が中国攻めの際に官兵衛が秀吉に献上しており、織田信長が本能寺の変に倒れた際の中国大返しでは姫路城が重要な中継点となりました。今の姫路城は徳川時代に建てられたものですが、官兵衛が普請した野面積みの石垣も多く残っています。

石垣の上には姫路城太鼓櫓がそびえます。美しい石垣からは姫路城の堅牢さも感じます。

振り返る姫路城。美しさの中にも堂々とした威風を感じます。

子連れでもたっぷり遊べる姫路城

三の丸広場に戻ってきました。桜に覆われた芝生広場には多くの人がのんびりと春の桜を楽しんでいました。小さな子供も安心して連れてこられる、地元のお花見スポットでもあります。

姫路城に入場しない限りは今回のお花見散策は無料です。

姫路城の敷地内には1951年に開園した姫路市立動物園がありらます。お城の敷地内にある珍しい動物園で、小規模な動物園ながらも中にはレトロな大型遊具もあり、城見・花見に連れてこられるお子さまも楽しめる施設で家族でのお出かけにとてもありがたい施設です。

姫路城

桜の季節:3月末~4月上旬
場所:〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
電話:079-285-1146
料金:1000円(高校生以下300円、城外散策は無料)
休み:12月29・30日
時間:9:00~17:00 (入場16:00まで)
交通:JR姫路駅より徒歩15分
   播但連絡道路・花田ICより車で20分
駐車場:1100台(徒歩10分内3か所、最初の1時間400円、上限1200円)

【投稿時最終訪問 2021年4月】

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