天橋立【天橋立海水浴場】

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京都府北部の日本海に、海の中に1本の道がかかったように砂浜と松林が続く「天橋立」。松島、宮島とともに日本三大風景のひとつとして日本人の心を常に和ませてくれる美しい風景です。そんな天橋立はサイクリングやウォーキングを楽しむことができ、夏には美しい日本三景の中で泳ぐことが出来る「天橋立海水浴場」もあります。

廻旋橋を渡って天橋立へ

日本三大文殊のひとつ、知恩寺から天橋立に向かうと、陸地と天橋立を隔てる川のようになった海を朱色の橋で渡ります。天橋立は両端とも陸に繋がっているように見えますが、南側は陸と接しておらず、橋でつながれています。この橋は中央にある橋脚を中心にして90度回転し、天橋立西側にある内海と通行する船を通しています。

大正12年に造られた廻旋橋は昭和3年に電動化され、多いときには日に50回ほど廻ります。橋がゆっくりと動く場面は天橋立の風物詩のひとつとなっています。なお、橋を頻繁に動かさないためか、天橋立を周遊する小型遊覧船は平べったい形の船が多くなっていて、橋の下をそのまま通行することができます。

旋回橋から内湾側(西側)の眺め。天橋立を一面に覆いつくす松林がとても美しい。

外湾側(東側)の眺め。天橋立の美しい松林を目の前に立ち並ぶのは、旅館や食事処。風光明媚な風景を眺めながら滞在や食事ができる、日本の美を感じられる贅沢な空間です。

天橋立で泳げる美しい海水浴場

天橋立の切れ目にあるもう一つの橋である大天橋を渡り、天野天橋立本体に上陸すると、すぐの場所に「はしだて茶屋」があります。天橋立の風景を眺めながら落ち着いた和の店内で頂く食事は格別と人気で、あさり丼と黒ちくわが名物です。また夏には海の家となり、無料の更衣室と300円の温水シャワー、300円のコインロッカーが利用でき、テイクアウトの飲食も充実しています。また近くにも比較的きれいな公衆トイレがあります。

天橋立は全長約3.6km。砂嘴でできた砂浜と美しい松原が続く風光明媚な風景の中、ウォーキングや散策が楽しめます。天橋立を往復するなら徒歩なら時間がかかるため、「はしだて茶屋」でレンタサイクルを借りると便利。1時間300円、2時間400円です。

松林のの向こうには美しい砂浜があり、天橋立海水浴場となっています。

松林を抜けると美しい砂浜が火がっています。ここが「天橋立海水浴場」です。どこまでも続くような天橋立の砂浜と松林で泳いでいいのかと思えるほど美しいロケーション。松林の中まで戻れば、天然の日よけとなるとても心地よい海水浴場です。駐車場から少し歩かないといけませんが、その分、静かで美しい日本三景の中で泳ぐことが出来ます。

■天橋立海水浴場まで歩いて行ける旅館

天橋立海水浴場

場所:京都府宮津市文珠
電話:0772-22-8030 (天橋立観光教会)
交通:京都縦貫道・宮津天橋立ICより約10分
期間:7月中旬~8月中旬
駐車場:600台(1日700円)
付帯施設:シャワー(有料)、ロッカー(有料)更衣室(無料)、トイレ、海の家

【投稿時最終訪問 2014年7月】

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