霧の森コテージ【幻のスイーツと温泉三昧】

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四国のど真ん中の深い山の中、絶品のスイーツと温泉を楽しめる夢のようなコテージがある。それが「霧の森コテージ」。
四国中央市の市街地から県道5号線を南下する。途中、山道を登り、トンネルを抜け、やっと辿り着くのが「霧の森」。とても山深いところにある施設だ。とはいっても、四国中央市から高知自動車道に乗れば、新宮インターを下りて5分もかからないアクセス抜群の場所にある。
『霧の森』とは、レストランやミュージアム、コテージなどが設けられた、清流と森に囲まれたアウトドアスポット。温泉もあり、気軽に自然に親しむことができる良い場所だ。
春の陽気の中、光を眩しく反射させながら流れる馬立川の流れが美しく、そこに遊ぶ子供たちの姿がとても心和む。さて、霧の森に到着したので、今晩の宿、『霧の森コテージ』のチェックインをしなければならない。チェックインは、霧の森のレストランでできるのだが・・・
しかし、その前にやらなければならないことがある。しかも、猛ダッシュでだ。それは売店に向かい、ある品物を買うことだ。売店に入り、恐る恐る店内を見渡すと・・・あった!!

霧の森に着いたら真っ先に買うべき幻のスイーツ!

これが今回の宿泊の目的のひとつである絶品スイーツ。『霧の森大福』だ。
とにかくこの大福はとてもおいしいことで有名。そして、なかなか手に入らないことでも有名だ。売っている場所は、この「霧の森」にある、「霧の森菓子工房」の本店、そして松山店と霧の森高原の売店、馬立パーキングエリア上り売店だ。本店以外は開店と同時に売り切れることはしばしばで、最も可能性の高いのはやはり工場を併設したこの本店である。ちなみにネット販売もあるが、不定期で、かつ抽選制。前回の倍率は100倍だったとか・・・

本店に行けば売っているのではないかと思っていたが、何とか手に入れられた。
残り5箱。売り切れ直前での入手。まさに、「幻の大福」である。
販売していた大福は地方発送用の冷凍分しか残っていなかったので、すぐには食べられない。冷蔵庫でゆっくりと解凍させて、風呂上りの楽しみにする。

ウッディなコテージで楽しむ上質な滞在

霧の森レストランでチェックインを済ませたら、少し離れた場所にあるコテージへ。コテージのすぐ近くには高速道路の高架が通っている。頭上から、車の通る音が聞こえるが、交通量はそんなに多くなく、騒音と言うほどではない。
コテージは5人用と8人用が計7棟あり、一番奥は宿泊者専用の温泉棟になっている。所々に植えられた花が、とてもきれいで気持ちいい。
ではコテージの中へ。今回は空いていたので8人用のコテージを広々と夫婦で使わせてもらった。コテージと言っても、キャンプ場の一角にあるようなものではなく、どちらかというと、貸別荘に近いタイプ。

【リビングのベッドスペース】
ベッドはセミダブルサイズでゆったり。浴衣が用意されているのがとてもうれしい。他にはハンドタオルとフェイスタオル、ハブラシと髭剃り、シャンプー、石鹸があり、アメニティもいたれりつくせり。

【リビング】
ソファーとローテーブルがあり、ミニキッチンも使いやすい。炊飯器にポット、レンジが用意されていて、ガスコンロも装備。カウンターの下には、食器一式が用意されている。シンクもお湯が使え、不自由することはない。特産の新宮茶が用意されているのもうれしい限りだ。

【ロフト】
とても広々としたロフト。マットレスが3人分設置されていて、布団も3組まで追加で敷ける。ロフト上にも明るい照明とエアコンが設置されていて、快適。ロフトから2階ベランダに出ることができ、外の緑が間近に感じられる。

【シャワー】

コテージにはバスタブはなくシャワーのみ。温泉が別にあるので時間がないときに汗を流す程度なので問題はない。シンプルな分、逆に使いやすい。

【洗面所】

宿泊者分のアメニティが個別に巾着袋にまとめられているのがうれしい。最低限の設備だが、自然の中でのウッディな滞在では十分で、使いやすい。

【トイレ】

最新のものではないがウォッシュレットも装着されたトイレ。一面の木の壁に包まれたウッディな空間で用を足すのはある意味贅沢だ。

2つの温泉を楽しめる贅沢な宿泊

ちなみに宿泊者には「霧の森」の中にある「霧の森交湯~館」という日帰り温泉施設の無料チケットを1枚もらえる。せっかくなので、食事前にそちらの温泉でゆっくりさせていただく。
霧の森の施設はコンクリート打ちっぱなしの壁に統一されている。この「霧の森交湯~館」もそれに違わずコンクリート打ちっぱなしのきれいな建物。入口を入るととても明るく、清潔感がある。ロビーの横には和室があり、休憩室として利用されている。更衣室には、ロッカーがあり、リストバンドつきの鍵がかけられる。大きな窓と、打ちっぱなしのコンクリートの壁がとても開放感があり、気持ちよい湯だった。

温泉をいただいたあとは食事。自炊で焼き肉パーティーを楽しむ。予約をしておけば、「霧の森レストラン」での食事も可能とのこと。自炊用品が一通り揃っているので、家でつくる料理はだいたい作れる。


広いウッドデッキがあるが、火気厳禁なので炭火を使ったバーベキューはできない。外での食事も楽しみたかったが、雰囲気の良いコテージの中で、のんびりと浴衣で床に座り込んで食べるのも悪くはない。

食事が終わったらまた温泉。
今度は、コテージ宿泊者専用の温泉だ。温泉棟もコテージと同くウッディな建物。その壁には「馬立温泉」と看板が出ている。先ほど入浴した「霧の森交湯~館」は新宮温泉なので、源泉が違う。2km程上流にある源泉からここは湯を引いているらしい。

温泉は男女別の内湯がひとつずつ。湯船は男湯は檜、女湯は槙。湯船は2,3人入れる大きさで、洗い場は2つ。やや小さいので、コテージが満員の時は込み合いそうだ。
窓は開けられるようになっていて、外にはベランダ。ベランダに出ると馬立川の清流と気持ちのいい森が真下に望める。ただ、真上には高速道路が入り、向こう側には道路があるので、全裸で長時間ベランダにいるのはどうかなぁと・・・

お湯は「霧の森交湯~館」のものと違い、少ししょっぱい感じがする。こちらの湯の方が、「温泉」している感じだ。四国の温泉は無色透明が多いので、このお湯は貴重だ。
しかもこの温泉には、コテージ宿泊者しか入れない。幸い、僕が入っている時には誰も来なかったので貸切状態。時間を選べば、霧の森交湯~館よりもゆっくりと楽しめ、お湯もロケーションもこちらの方が上質だ。宿泊者の特典をしっかりと堪能したい。まだ虫は飛んでいなかったので、窓を開けっぱなしにして湯に浸かる。川のせせらぎと蛙の鳴き声がとても気持ちよく窓から流れてくる。浴室に響く自然のBGMに耳を傾け、柔らかな湯に包まれ、桧風呂に横たわる。
はあ~、極楽。気持ちの良い温泉宿の夜の時間を心行くまで楽しんだ。

幻のスイーツを贅沢にデザートで堪能

さて、風呂上りはビールかコーヒー牛乳と相場が決まっておりますが、今日は違います。風呂上りは楽しみにしていた「霧の森大福」を頂くのです。
大福を袋から取り出し、皿にのせ、ゆ~くりと包丁を入れます。そして、露になったその中身は・・・
中心に生クリーム、そのまわりにこしあん、そしてそれらを抹茶を練りこんだ餅でくるんだうえ、さらに粉末の抹茶をまぶしている。なんとも贅沢!!しかも、無農薬栽培の新宮茶も原料に使われているのだから驚きだ。断面を見ているだけでもうっとりしてしまいます。
では、恐る恐る大福を口の中に放り込む。
「むおっ」「んんっ」
噂に違わないおいしさに、思わず感嘆の声を夫婦そろってあげてしまう。抹茶のほろ苦さの中に、生クリームのまろやかさとこしあんの甘さが絶妙なバランスで自己主張している。全ての食材の味を感じられるのに、全ての食材が力を合わせて大福という1つの美味を作り出している。僕はグルメレポーターではないので、うまくこのおいしさを伝えられないのが残念だが、1つ絶対に言えることがある。
「この大福、売っているのを見たら必ず買うべし」である。
8個入りで1050円、決して高くはない。売り切れ必須の幻のスイーツの実力はさすが。翌朝の朝一番に、買い足しに霧の森工房に走りに行きました(笑)

予約をしておけば、1食500円で朝食を指定した時間にコテージまで持ってきてくれる。パンとサラダとゆで卵といった一般的なモーニングセットだが、朝の時間をゆっくり落ち着いて過ごせるのでとても便利だ。

上質の温泉と上質のスイーツを楽しめるウッディなコテージ。ここはかなりお勧めです。

霧の森コテージ

場所: 愛媛県四国中央市新宮町馬立

電話: 0896-72-3111

料金: コテージ(1棟、ベッドタイプ2名以上) 12600円~

期間: 通年

休み: 月曜 (祝日の場合は翌日休、4~8月は無休)

時間: イン15:00、アウト10:00

交通: 高知自動車道・新宮ICより車で3分

駐車場: あり・無料(コテージ横への駐車は不可)

【投稿時最終訪問 2011年10月】

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