田無神社【龍とおみくじの神社】

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「田無神社」は東京23区の西に隣接する西東京市にある神社。鎌倉時代に創設された歴史ある神社で、都内中心部と西部を結ぶ大動脈、青梅街道沿いにあります。幹線沿いかつ駅近い街中にあるにも関わらず、深い緑に覆われた境内には伊勢神宮の祭神でもある自然を司る神々と5つの龍神が祀られており、風や水から力を得られるパワースポット。おみくじは特に人気で多くの著名人も参拝に訪れる神社です。

様々な神々やパワースポットが点在する田無神社の参道

一の鳥居から本殿に続く表参道は「龍神の道」と呼ばれています。緑に覆われて拝殿まで続く一直線の参道はとても神秘的です。田無神社には多くの龍が祀られています。

参道途中にある手水。周辺には白龍の水や道祖神があり、本殿への道すがらにお参りやパワースポットを多く巡ることができます。

本殿への参道途中に祀られている「白龍神」。中国の五行思想で秋や西方の守護神で金運や金運・良縁成就のご利益があります。田無神社の境内には五行思想に基づいて「五龍神」が祀られており、本殿の金龍を中心に、東・青龍、南・赤龍、西・白龍、北・黒龍が鎮座しています。本殿参拝と一緒に、龍神さまも参拝しましょう。

「子育て親子石」。大小二つの岩が並んで寄り添う姿が親子のように見えるため、親子石と呼ばれています。子育てにご利益があると大切に祭られています。

境内社である「津島神社」。祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)で、ヤマタノオロチを退治した有名な神様。茅の輪くぐりを抜けてお参りすると、疫病除け、子供の守護、農畜産の守護神としての御利益があります。

東参道の入口には撫龍があります。巨石に掘られた龍を撫でると運気が上がるご利益があります。東方、春の守護神である青龍が祀られているパワースポットです。

強力な神々や龍が祀られる田無神社の本殿

拝殿の前にそびえたつのは御神木。この木には本殿に鎮座する金龍が休む場所とされており、そのご利益を触れることで得られるパワースポットになっています。

参道の奥に鎮座する拝殿。明治初期に建てられた歴史ある建造物で威風を感じます。東京都の「特に景観上重要な歴史的建築物等」にも選定されています。田無神社の主祭神は、級津彦命、級戸辺命と大国主命。級津彦命と級戸辺命は神風で元寇から日本を護った国の守護神。この二柱の神を水、風、除災、豊穣の守護神の金龍としても祀られています。

おみくじやお焚き上げなど人気の神社の神事サービス

田無神社は「おみくじ処」という専用の建物があるくらい、おみくじが充実しています。鯛の形をしたおみくじなど、10種類以上の珍しいおみくじがいっぱいあります。

田無神社のおみくじは大人気で、訪れたスポーツ選手や芸能人のサインが絵馬に記されて奉納されいてます。加藤浩次さんや岡村隆史さんなどの大物芸人のサインも見ることができます。

お焚き上げ場が境内の一角にあります。毎年6月30日と12月31日に斎行される大祓式で御守りやお札をはじめ、大切にしていた人形なども忌火で燃やして供養してもらえます。

田無神社

場所: 東京都西東京市田無町3-7-4
電話: 042-461-4442
営業時間: 24時間(社務所は9:30~16:00)
休業日: 無休
料金: 無料
交通: 西武新宿線・田無駅より徒歩6分
   徳島自動車道・徳島ICより約15分
駐車場: 60台(無料)

【投稿時最終訪問 2020年8月】

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