坊ちゃん列車ミュージアム

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夏目漱石の小説「坊っちゃん」にマッチ箱のような汽車として出てきた明治時代の伊予鉄道。当時の電車のレプリカが、松山の街中を「坊っちゃん列車」として走っており、人気を博しています。そんな坊っちゃん列車と呼ばれる当時の列車の資料展示をするのが「坊っちゃん列車ミュージアム」なんとこのミュージアム、今までにないとてもユニークな施設なのです。

松山市駅前・スタバの中のミュージアム

坊っちゃん列車ミュージアムは松山の中心、松山市駅を降りてすぐ。伊予鉄道本社の1階にあります。列車待ちや観光途中にふらりと立ち寄れるとても便利な場所にあります。平成28年12月にできた新しい観光施設です。

案内板通りに進むとスターバックスの入口に行き当たりました。実は坊っちゃん列車ミュージアムは、なんとスターバックスの店内にあるのです。店の中に入り、コーヒーを注文せずに奥まで進むと、坊っちゃん列車ミュージアムに入ることができます。

伊予鉄道本社前に「坊っちゃん列車ミュージアム」の表札があります。大通りに面していますが入口が分かりにくいので、表札の下に案内板があり、その通りに進みます。

コーヒーを飲みながらミュージアム鑑賞

中にはマッチ箱のようだと夏目漱石に記された当時の機関車の原寸大レプリカが展示されています。レプリカとはいえ、機械の細部まで細かく再現されており、見ごたえがあります。なお、本当に動くレプリカの「坊っちゃん列車」が松山市駅から道後温泉へ向かって走っており、松山市駅では人力での機関車の方向転換が見物になっています。

当時の電車の看板や写真、資料などが展示されています。あまり公開すられていなかったレアな車両部品も展示されており、鉄道ファンには垂涎ものらしいです。

ミュージアムの向こうはスターバックスの店内。多くの人がのんびりとお茶をしています。仕切りはありますが、自由にミュージアムとスターバックスは行き来ができます。

ミュージアム内にはテーブルと席がいくつか用意されています。なんと、ミュージアム内でもスターバックスのコーヒーを飲めます。
県庁所在地のターミナル駅の目の前。美味しいコーヒーを飲みながら、かつての松山を走ったレトロな鉄道に思いを馳せる。他に類を見ない鉄道博物館です。

松山の観光と宿泊情報

松山の宿泊といえばやはり道後温泉ですね。四国を代表する温泉街で、老舗からモダンな旅館まで多くの宿があり、歴史ある温泉風情を楽しめます。また、松山にはシティホテルが多くあります。中には温泉を引いている場所もいくつかあります。予算や目的によって豊富な宿が選択できる松山の宿泊は、愛媛の旅にはオススメです。

【じゃらん】松山・道後のホテル

坊ちゃん列車ミュージアム

住所: 愛媛県松山市湊町四丁目4-1 伊予鉄グループ本社ビル1階
電話: 089-948-3290
料金: 無料
休み: 無休
営業時間: 7:00〜21:00
交通: 伊予鉄道「松山市駅」下車すぐ
駐車場: 無し

【投稿時最終訪問 2018年2月】

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