たこせんべいの里 【試食と工場見学で人気の淡路島土産店】

太古の日本、朝廷に食物を献上した「御食国」(みけつくに)である淡路島は食の宝庫。有名な玉ねぎはもちろん、タコをはじめとする海産物や淡路ビーフなどの肉牛などの産地でもある。旅行の際、いろいろと悩みの種なのはやはりお土産。淡路島でお土産の悩みを解決してくれ、立ち寄りが楽しいスポットが、高速道路インターのすぐ目の前にある「たこせんべいの里」だ。

観光バスも立ち寄るインター側の大きな施設

「たこせんべいの里」と書かれた大きな建物。この文字がなければ、見た目は何かの工場のようである。実際、この建物は、「たこせんべい」を作っている工場で、その工場の見学もできる。
まだ、午前中だというのに、車が頻繁に出入りし、大型観光バスがツアー客を乗せて乗り付けている。係員が忙しく、車の誘導をしている。とにかく人気のスポットだ。しかし言い方は悪いが、ただのせんべいの製造工場の見学。一体、何故こんなに人が集まるのか?初めてここに来た時は、そんな疑問が間違いなく生まれる。しかし、一歩中に入ると、その疑問は納得へと変わるのである。

とにかく試食が充実!楽しいたこせんべいの里

建物内はとても広い。大勢の人が入っても、スペースが十分にある。よくあるツアー客を呼び込んでいる土産屋のように、人をかき分けて歩くようなことは少ない。
当然のことながら売られている商品は「たこせんべい」とにかくその種類の多さには驚かされる。しかし、それよりも目を引くのは、すべての商品が試食できること。しかも、これでもかと大量に用意され、少なくなればドカドカと補充されていく。ここではすべての商品が遠慮なしに試食しまくれるのだ。これがこのたこせんべいの里の魅力のひとつ。
しかも、このたこせんべい、かなりおいしい。ただのせんべいだろうと思って食べると、結構驚かされる。あまりものおいしさに、あまりせんべいなど土産で買わない我が家でも、いつも大きな袋を3つほどいつもお買い上げする。淡路島に来た時、必ずと言っていいほど、ここで買って帰るほど、このたこせんべいは美味しいのである。いろいろ種類があるが、一番僕が好きなのはやはり「たまねぎせんべい」。「いかすみ」、「磯みりん」、「えびせんかりんとう」、「ガーリックマヨネーズ」などもなかなか僕好み。「げその唐揚げ」や「たこのから揚げ」など、お酒にあうものも少なくない。いろんな種類が入った「ミックス」もお得で、必ず買う一袋だ。

もうひとつの人気の秘密が、広い休憩コーナーがあること。イスとテーブルが用意されていて、なんとコーヒーが無料で頂ける。ドライブの疲れを癒すにはもってこいの場所でもある。ここで次に行くスポットをどうしようか、コーヒー片手にガイドブック広げ、家族で会議する姿も良く見られる。

もちろん工場の様子も気軽に見学可能

もちろん、せっかくここに立ち寄ったなら、工場の見学もたのしみたい。見学は壁一面のガラス窓から、次々に焼き上がるせんべいの様子を見ることができる。特に見学には手続きは必要なく、休憩室コーナーの壁が見学用のガラスになっている。どんどん出てくるせんべいを見ていると、それだけでも楽しい。
地元の食材を使った美味しいせんべい。それを実際に納得いくまで試食して買って帰れるこの場所はお土産を求めるにはもってこいの場所だ。工場見学と無料コーヒーのおまけまである。淡路島に立ち寄ったら、是非寄りたいスポットです。

淡路市の宿泊情報

たこせんべいの里がある淡路市付近の宿といえばやはり、お隣洲本市にある「洲本温泉」がお勧め。淡路島はもちろん、関西でも指折りの温泉地で、海を望みながら浸かる極上の温泉が人気。もちろん淡路島の海の幸はもちろん、山の幸や淡路牛などを使った料理も楽しめます。夏は海水浴の基地としても多くの人が訪れます。

【ネット予約可能な洲本温泉の宿一覧】

たこせんべいの里

住所: 兵庫県淡路市中田4155-1
電話: 0799-60-2248
休み: 無休
時間: 9:00~17:00
   (正月三が日は16:00まで、大みそかは正午まで)
交通: 神戸淡路鳴門自動車道・一宮インターすぐ
JR神戸線舞子駅から淡路交通バス福良行きで32分、津名一宮IC前下車、徒歩8分
駐車場: 50台(無料)

【投稿時最終訪問 2019年2月】

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