グランドニッコー淡路(ウェスティンホテル淡路)でリゾート滞在

僕たち夫婦のお気に入りのホテルがある。淡路島にある「グランドニッコー淡路」だ。2020年に「ウェスティンホテル淡路」よりホテルブランドを変更した2000年開業のリゾートホテル。関空の建設のための土砂採石をされた場所を緑化させた「淡路夢舞台」にそのホテルがある。美しい緑広がる公園からは青い海が臨め、その中には安藤忠雄氏が設計した見事な建設群が軒を連ねている。神戸からのアクセスも良い人気のホテルだ。

※記事はウェスティンホテル淡路の時になります

淡路島を代表する人気のリゾートホテル

自然と人工物が見事に調和する異世界とも思える場所。そんなリゾート空間での滞在が楽しめる、安藤忠雄氏設計のスタイリッシュなホテルはとても気に入っている。オフシーズンの平日なら意外にリーズナブルに宿泊できる。
このホテルに泊まるなら、是非連泊してリゾートを楽しみたい。今回は結婚記念日のお祝いで、念願の2連泊を楽しんだ。

今回泊まったのはスーペリアルームのダブル。スタンダードの部屋だが、それでも広さは37㎡ととても広い。ソファーテーブルはもちろん、収納力満点のチェストとクローゼットには荷物を全部片付けられる。旅の荷物を床に散らかさず、整理整頓された広い部屋でくつろげる事は、リゾート気分を十分に盛り上げてくれる。

ウェスティンホテル淡路のベッドは「ヘブンリーベッド」という最高の寝心地を楽しめるベッドを使用している。寝心地はなかなかのもので、ここに寝ころぶと起き上がるのが嫌になるくらい。朝の二度寝を楽しむにはやはり連泊が必要だ。

洗面室。スタイリッシュなデザインで、浴室、トイレとは独立した日本的なスタイルが使いやすい。子ども用の踏み台もしっかり用意してくれている所がとても嬉しい心遣い。洗面室にも収納が豊富なので、まるで我が家のように整理整頓して使いこなせる。

バスルーム。スタンダードの部屋だが、ダブルならビューバスタイプの浴室になるのが魅力。緑と海を向こうに見ながらに入る湯船は、何ともいえない贅沢。やはり明るいうちに外を見ながらの入浴は、連泊でないとしっかりと楽しめない。

ウェスティンのアメニティー。さすがに品があり、葉の形をしたソープなどはなかなか洒落ている。子供用のスリッパがあるのは嬉しい。これは我が家に持ち帰り、新車の中で娘に使ってもらっている。

グランドニッコー淡路　＜淡路島＞

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兵庫県淡路市夢舞台2

ホテルから望む美しい海と緑の自然

ベランダにはテーブルとチェアーを出してくつろぐことができる。海に沈んでいく夕日を眺めながら、風呂上りのビール。もちろん、部屋に備え付けのコーヒーや紅茶でも可。何とも至極の時間。リゾート万歳。

ベランダから眺める風景。初秋の青い海と深い緑。その中を不思議な建物が埋もれるように建っている。現実の喧騒を忘れた、美しく不思議な空間だ。こんな風景を眺めながら、ぼ～と過ごす1日は、何にも替えがたい贅沢だ。
円形の建物は淡路夢舞台国際会議場。夜にはマレーシア人と思われる人が遅くまで会議をしていた。そんなビジネスの風景もここで見ると、異国に来たような気になった。

ホテルの廊下の窓から望む「百段苑」
山の斜面に造られた、とても広い花壇。その中央から流れ出す水路が、ホテルの脇まで流れ落ち、広い池になっている。ここも自然と人工物が見事に融合した、美しい風景を紡ぎ出している。

グランドニッコー淡路のロビー。2000年の淡路花博(ジャパンフローラー2000)の会場の宿泊施設としてオープンしただけあり、花にこだわった意匠が多い。その目玉はやはりこのロビーの花びらのソファー。花びらを模した形のソファーだが、意外にすわり心地が良い。広いロビーの空間と外の美しい風景に包まれ、何とも居心地の良い場所だ。

淡路夢舞台【安藤建築と自然が融合した公園】

リゾート気分を盛り上げるホテルの食事

ロビーラウンジ「ルッチョラ」
外の緑と一体になった、開放感あふれる空間。ホテルのカフェなのでややお値段はお高めだが、ゆっくりと上質な時間を楽しめる。
さて、まる1日ホテルの中で過ごすのも良いが、それはもったいない。ウェスティンがある淡路夢舞台には散策するにはとても気持ちいい場所。「夢舞台」を散策し、「奇跡の星の植物館」を楽しんだから、夢舞台のレストランでディナー。そして、夢舞台の美しい夜景を楽しむ。このホテルの滞在は1日では足りないくらいだ。

朝食はファンダイニング「コッコラーレ」広々とした品のある空間で頂く朝食は、リゾート気分そのもの。奥はオープンキッチンになっていて、シェフがその技で楽しませてくれるのもうれしい。

コッコラーレの座席。隣の席との間隔も広く、ゆっくりとした朝食を楽しめる。天気と気候がいい日は、テラスでリゾート気分満点の朝食も楽しめる。

コッコラーレの朝食ブッフェ。淡路島の食材をふんだんに使った、とても美味しいメニューの数々。特にオムレツはオーダーしてシェフがその場で焼いてくれる。ホワイトクリームソースをかけて頂くこのオムレツが美味しくて、ついついおかわり。

ファンダイニングコッコラーレ【ウェスティンホテル淡路】

コッコラーレの入口にはパティスリー＆ベーカリー「コパータ」があり、美味しいホテルケーキを買える。ケーキを買った時にお願いすれば、部屋までスタッフが皿とフォークを届けてくれた。このケーキで、結構記念日のお祝い。
大好きなホテルでゆっくりとした時間をくつろぐ。何とも贅沢で心地よい滞在を楽しめた。また次のアニバーサリーも、ここで家族で楽しめればいいなぁ。