うずの丘大鳴門橋記念館【淡路島の鳴門観光スポット】

渦潮で有名な鳴門海峡。徳島県の観光名所ではあるが、実はその対岸の兵庫県の観光名所でもある。兵庫県は淡路島、南あわじ市。ここにも観潮船や鳴門海峡に関連する観光施設がある。そのひとつが、「大鳴門橋記念館」だ。

美味しいフードやお土産もいっぱいの大鳴門橋記念館

鳴門海峡を見下ろす丘の上にある大鳴門橋記念館。観光施設だが、土産や美味しい食事を楽しめるショップも多数。1階エントランス横には「淡路島バーガー」を販売する「淡路島オニオンキッチン」がある。「全国ご当地バーガーグランプリ」で全国1位になった「あわじ島オニオンビーフバーガー」など、絶品のファーストグルメを楽しめる。

入館してすぐの所にある物産店「うずの丘 味市場」。お土産はもちろん、淡路島・鳴門海峡の特産品が販売されさている。また1階特設会場ではよくアート展が開かれている。家族で楽しめるテーマが多く、気軽に立ち寄れる(有料施設)

近年人気のSNS映えする玉ねぎスポット

近年、この大鳴門橋記念館で人気を博しているのが玉ねぎキャッチャーだ。どこにでもあるUFOキャッチャーに玉ねぎを入れただけのものだが、そのインパクトは半端ない。玉ねぎが特産物の淡路島らしいゲームで、大勢の行列ができている。玉ねぎ1個とれれば1.5kgの玉ねぎを持ち帰れる産地ならではの大盤振る舞いも素晴らしい。残念ながら娘とチャレンジしたがゲットはならなかった。玉ねぎ重い!

「うずしお博物館」(入場料500円)
鳴門の渦潮について、楽しんで学べる施設だ。渦潮が発生する原理を映像と立体模型で分かりやすくダイナミックに学べるコーナーや、渦潮が発生する海面の高低差分をすべるスライダー、渦潮の大きさと同じ模型など、大人も子供も楽しく渦潮の科学に親しめる博物館だ。今回は時間不足のため、残念ながら入館できず。

鳴門海峡を一望する展望台は絶景スポット

建物の裏手には、鳴門海峡を一望できる展望所がある。ベンチなども備えられているので、味市場で買った特産物を頬張りながら、海峡の絶景を堪能するのもよし。無料のドッグランもあるので、犬連れドライブのちょっとした休憩所にも。

展望台に近年できた巨大な玉ねぎのオブジェ「おっ玉葱」。美しい鳴門海峡をバックに巨大な玉ねぎが鎮座する風景は少しシュールで、SNS映えするスポットになっている。

ここが淡路島で、向こうの陸地が四国の鳴門市。その間、海が細くなった所が鳴門海峡。やや距離があるが、世界有数の潮流を生み出す地形美を一望できる。

展望台より望む大鳴門橋。四国鳴門と淡路島が手を伸ばすように海につきだした陸地をその名の通り橋渡しをしている。両岸から突きだした陸地に狭められた海ではまるで川のように潮流が激しく流れ、有名な鳴門の渦潮を作り出している。その様子が、この展望台からでも伺える。

一角には、少し荒れた何もない場所も。かつては何らかの施設が設けられていたと思われる。閉鎖された後、利用されずに放置されているようだ。

そんな何もない閉鎖されたスペースから海を望むと眺められるのが大園島。引き潮の時には陸続きの道が現れる「トロンボ現象」が楽しめる。かつては源平合戦に敗れた平家が安徳天皇とともに四国に逃れる際、潮流の激しい鳴門海峡の潮待ちをした島との言い伝えがある神秘的な島だ。

鳴門海峡を一望するレストランで淡路島の美味しい料理

施設2階にある「絶景レストランうずの丘」店内はよくある観光地のレストラン。だが、ここは御食国の淡路島。海の幸、山の幸、畑の幸。あらゆる種類の食材が最高の鮮度で手に入る場所。食事メニューはとても手が込んでおり、美味しい食事を求めて入店待ちができるほどの人気。

絶景レストランと名乗るのに相応しい絶景。窓際の席からは、大鳴門橋がかかる鳴門海峡を見下ろしながらの食事が楽しめる。ここでいただく美味しい食事。至極の贅沢。

「淡路島牛丼」(1600円)
淡路島の名産であるたまねぎと淡路牛をふんだんに使った贅沢な牛丼。「淡路島牛丼」としてブランド化されており、プロジェクトに参画している島内のさまざまな店で、その店ならではの味を楽しめる。淡路牛をふんだんに使っていて、ややお値段ははるがその味は上品で美味。

「海鮮生ヌードル」(1200円)
「淡路島牛丼」と同じくブランド化されているのが「淡路島ぬーどる」淡路島名産の手延べそうめんを太くした特製の麺と淡路島のたまねぎを使う事が特徴。うどん風、パスタ風など、プロジェクトに参加する島内の様々な店によって全く違う料理として楽しめる。新鮮な鯛、シャキシャキの淡路島たまねぎを特製の味噌だしでお茶漬けにして頂く。新感覚で美味しい一品。

「うず潮カレー」(1000円)
淡路島の形をしたライスに、渦潮を模した名物のたまねぎ。カレーのルーにもしっかりとたまねぎが煮込まれており、美味しい。

こどものトロまぐろ丼(600円)
小さな子供向けのお子様ランチも充実。その他カレー、讃岐うどんのお子様セットや、小学生向けのエビフライランチもあり。
とにかく美味しい料理が目白押し。海の幸、山の幸と種類も豊富で、何を食べようか迷ってしまう。また来たくなるレストランだ。

【レストランメニュー(一例)】
うずの丘海鮮うにしゃぶ 3800円
淡路島の絶品うにめし 3800円
淡路島絶品うにの海鮮ひつまぶし 3000円
絶景刺身ステージ 2700円
淡路島の生しらす味めぐり丼 1000円
淡路島しらすの十八番めし 1400円
淡路牛玉ダブルロースト極旨デラックス丼 2700円
淡路牛の赤トロ丼 1600円
淡路牛の赤トロ寿司 1600円
海鮮ひつまぶし 1600円
淡路島のあなごめし 1400円
地だこの壺飯 1200円
鯛のあら焼ぬーどる 1400円
島の漁師めし 淡路島生サワラ丼 1600円
島の漁師めし 淡路島生サワラの茶飯 1200円
鯛のだし茶漬け 1200円
淡路島の磯なまこのだし茶漬け 1000円
太刀魚の出汁しゃぶと太刀魚の焼ずし膳 3000円
淡路島3年とらふぐ鍋 3000円
「淡路島たまねぎ」島のうま玉~淡路牛肉みそ添え~ 700円
淡路牛の自家製ローストビーフ 1200円
淡路島地だこのジューシー唐揚 800円
皮までまるごと焼玉ねぎ 500円
鳴門金時パフェ 600円

少し車を走らせれば先ほどの「大園島」が間近に望める場所もある。美しい鳴門の海岸美と海の幸でお腹も心も満腹にできた。

南淡路島の人気の宿

鳴門海峡に面した南あわじ市には温泉が湧き、美味しい海の幸が頂ける暖かい気候の場所。リゾートホテルでの滞在や海鮮がたっぷり食べられる人気の旅館などが多い人気の宿泊エリアです。リゾートホテルとしては「ダイワロイヤルホテル」、料理旅館としては「いび」がオススメです。

■南あわじ市の宿・ホテル一覧

うずの丘大鳴門橋記念館

場所: 兵庫県南あわじ市福良丙936-3
電話: 0799-52-2888
営業時間: 9:00~17:00 (レストランはラストオーダー16時)
休業日: 無休(12月に臨時休業あり)
席数: 200席(レストラン)
交通: 神戸淡路鳴門自動車道・淡路島南ICより車で約5分
入園料: 無料 (うずしお科学館は 大人500円、小学生250円)
駐車場: 150台 (無料)

【投稿時最終訪問 2019年2月】

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