ファンダイニング コッコラーレ 【ウェスティンホテル淡路】

ウェスティンホテル淡路の「ファンダイニング コッコラーレ」では淡路島の食材をふんだんに使ったブッフェが気がるに楽しめると人気です。
淡路島の海を眺められる丘陵地帯に広がる「淡路夢舞台」は関西国際空港を造る際、土砂採取のため削られた丘を緑と花で自然を再生された公園だ。
園内には花壇や噴水、水路、植物館があり、これらすべてが安藤忠雄氏の設計。コンクリートを打ちっぱなしの無機質な設計が、自然と調和してとても不思議でかつ、美しい空間を作り出している。
そんな素敵な空間で滞在できるのが「ウェスティンホテル淡路」。これも安藤忠雄氏の設計によるもので2000年の開業。ウェスティンの名を冠する高級ホテルだが、街中でなくリゾートにあるので思った以上にカジュアルに楽しめる。そんなウェスティンホテル淡路で比較的リーズナブルにランチが楽しめるレストランがある。

カジュアルに楽しめる高級感あるレストラン

ウェスティンホテル淡路の2階にある「ファンダイニング コッコラーレ」は淡路島の食材を中心にした洋食のブッフェレストランだ。高級感あふれる入口だが、ドレスコードは無く、カジュアルに楽しめる。ディナー時に特別席を利用する時のみ、男性にドレスコードがある。
さすがに人気なので、休日の昼時は満席。店内入口の受付で携帯番号を教えておくと、順番が来れば連絡をくれる。それまで、ホテルの付近を散策して楽しむ。

淡路夢舞台の風景を一望しながら食事 

コッコラーレの店内の様子。広々とした座席にゆったりとした空間。そして何よりも、外の大自然と一体になったスタイリッシュな店内はとても心地よい空間。リゾートの開放感と洗練された空間美が織りなす見事な店内は、いるだけで心弾ませてくれる。
店の外にはテラス席があり、ここからは山と海、自然そのものの中で美味しい食事を頂ける。

店内のブッフェエリア。ゆったりと作られたうえに、とても広い。料理の品数もとても多く、とにかくどれを食べようか迷ってしまう。オープンキッチンもあり、シェフが料理を披露してくれる事も。
淡路島は玉ねぎや淡路牛など、とにかく食材の宝庫。古くは「御食国」といわれ、朝廷に食材を献上していた地域とあって、美味しい食べ物が目白押し。淡路放し飼い地鶏卵などの特産品を使った料理がずらりと並ぶ。

淡路島の食材をたっぷり使ったホテルブッフェ

1皿目はガッツリ肉料理。どれもとても美味しく、どんどん胃袋の中に入る。さすがに一流グループの名を冠したホテルの料理だけあって、ブッフェでも相当に美味しい。

2皿目、3皿目はライス系に。カレーとハヤシライス。特にこのカレーが絶品で、このあと2回おかわり。刺激的なスパイスの中に、肉と野菜の旨味と甘味が溶け出していて、とにかく美味しい。そして、このカレーに淡路島名物の玉ねぎのスライスを揚げた「フライドオニオン」をかけると、もうこれが絶品。やめられない、とまらない。淡路島を詰め込んだカレーが、ブッフェのメニューの中で一番美味しかった。

4皿目はスープ系。ポトフを頂いたが、しっかりと煮込まれた食材は口の中でほどけるように溶けていく。それでいて、その食材のもつ弾力やホクホク感もしっかりと伝わる。スープの味も濃厚で美味しい。

5皿目は順番がとにかく逆になったが、前菜系。ひとつひとつが上品な味わいで美味しい。

さて、そろそろお腹がいっぱいになったので、こんどは別腹を満たす。僕の盛り方はとてもヘタクソだが、本当はとてもきれいで美味しいスイーツたち。ケーキからプリン、ゼリーまで何種類もある。どれも美味しく、特にプリンは絶品でおかわり。
その後食後のコーヒーを頂いて終了。後は我が家に帰って寝るだけ。夕食代は浮きそうだ。
ランチブッフェは2,500円と決して安くはない。しかし食べ放題と高級ホテルならではの美味しさを考えると、高くはなく、どちらかというとリーズナブル。僕のようにこれだけ食べて、次の食事を浮かせば、確実に元はとれる。

食後はウェスティンホテルや夢舞台散策でひと休憩

さて、あまりにもいっぱい食べたので、すぐに車の運転はつらい。少し、ウェスティンホテル淡路の2階のロビーでくつろぐ。
広々とした開放感があり、スタイリッシュな空間のロビーはとても気持ちが良い。よくあるホテルと違い、置かれている席の数はとても少ない。それでも花の形をあしらった洒落たソファーは独特で、このウェスティンの特徴。ここでくつろぐのが大好きだ。
今回はじめてウェスティンホテル淡路に来た娘も気に入った様子で、相当にくつろいでいる。幼児は2歳まで無料。2歳の娘を我が家では「戦力」と呼んでおり、バイキングでは本当によく食べる。娘も膨れた胃袋を抱えながら休憩中。
自然と洗練された空間、そして美味しい食事と優れたサービス。何もかも素晴らしいものの中で頂く「食べ放題」は、少しお金を払ってでも楽しみたい、ちょっとした贅沢だった。
また、食後の腹ごなしに、安藤忠雄建築と自然が融合した淡路夢舞台を散策するのもとても良い。

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ファンダイニング コッコラーレ

住所: 兵庫県淡路市夢舞台2 ウェスティンホテル淡路2F
電話: 0799-74-1111
営業時間: 朝食7:00~10:30 ランチ11:30~14:30 ディナー17:30~21:30
休業日: なし
席数: 140席(テラス席別に80席・季節営業)
料金: ランチ 大人2,500円 小学生1,500円 幼児500円(3~6歳)
ディナー 大人3,500円 小学生2,000円 幼児500円 
    (幼児以外、土・日・祝は300円アップ、8月中は大人1,000円、子供500円アップ) 
   朝食 大人2,200円 小学生1,500円
ドレスコード: なし (ディナー時、特別席の「スペシャリテ」を利用時は男性にドレスコードあり)
交通: 神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより車で約5分
駐車場: 600台(1日500円・7:00~23:00・3000円以上利用で駐車料金サービス)

【投稿時最終訪問 2011年9月】

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