霧ヶ峰最高峰・車山へリフトで登山

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信州の数ある高原の中でも有数の人気を誇る長野県「霧ヶ峰」。広大な草原や湿原、湖などの自然はもちろん、スキー場や遊園地、ドライブなどレジャーを気軽に楽しめることで人気を博しています。日本百名山でもある霧ヶ峰の最高峰「車山」(1925m)はリフトで登れてしまうのです。霧ヶ峰を一望する山頂の風景を是非手軽に楽しみましょう。

リフトを使って気軽に雲上の世界へ

車山へは「車山高原展望リフト」で登ることができます。車山高原スカイパークスキー場が登山口。スキー場の2本のリフトを乗り継いで一気に雲上の世界へ向かいます。なお、車山の山頂は下界とは気温が10度以上違うので、真夏でも長袖は持参必須です。
まずは「スカイライナー」のリフトに乗車します。全長730m、標高差約130mを6分で登ります。小学校低学年でも乗ることができますので、子連れでの登頂も可能です。

ゆっくりとなだらかなゲレンデの中をリフトは登っていきます。進むにつれて少しずつ眼下に高原の風景が広がっていくきます。間もなくして中間駅に到着すると、すぐ近くにあるもうひとつのリフトに乗り換えます。なお、ふたつのリフト乗り場の途中に「Top’s360」というレストランがあります。こだわりの美味しいメニューを八ヶ岳を遠望する高原の中の洒落た雰囲気で楽しめます。できればここでランチを頂くことをお勧めします。

続いて乗車するリフトが全長869m、標高差約230mを8分で登る「スカイパノラマ」。一気に車山山頂へと中腹から標高を登ります。

先ほどのスカイライナーと違い、上級者向けゲレンデを登るスカイパノラマは急斜面。ぐんぐんと眼下に霧ヶ峰や白樺湖の風景が広がっていきます。とにかく風景が素晴らしいので乗っているだけでも展望を楽しめます。また、小川や可憐な花を咲かせる高山植物など、流れる足元にも美しいものがいっぱいです。

リフトの終着駅を降りるとそこはきぎはなく、一面草原と岩の世界。高山の雰囲気が満点です。山頂駅の隣には小屋が併設されています。コンクリート打ちっぱなしで美しい霧ヶ峰の自然の写真を飾っている小屋はさながらギャラリーで見応えがあります。ストーブも置いてある立派な建物なので、天候が悪化したり霧が晴れるのを待つ時には良い場所です。

リフトを降りれば霧ヶ峰最高峰の日本百名山山頂

車山山頂の一角には「車山神社」が鎮座しています。霧ヶ峰を訪れる観光客や付近の住民の安全を願って祀られています。高い山の上、遮るものがなく空の中に建つ神社はまさに天空の神社で、とても神秘的。社の周りに立つ4本の柱は、霧ヶ峰の山麓、諏訪湖にある諏訪大社の祭典「御柱祭」にあわせて、山中から切り出した木を引き落とすのではなく、引き上げて奉納されたものです。

リフトの山頂駅から5分ほどで、標高1925mの車山山頂に到着します。道も歩きやすく整備されており危険な個所はありません。広い頂上はベンチや座るのにちょうどよい石が多く、休憩するにはもってこいのスポット。お弁当を持ってきているならばここで頂きたいですね。

頂上でひときわ目につくのが「車山気象レーダー観測所」です。平成11年11月、気象庁のレーダー観測網をより充実させるため、富士山レーダーに替わって新たに建てられました。

車山山頂からは360°霧ヶ峰の絶景

霧ヶ峰はその名前の通り、霧の発生がとても多い場所。天気が晴れていても、空が飛んできた雲が高原の上に乗っかると、雲は霧となって付近を真っ白にしてしまいます。しかし少し待てば雲が流されて霧が晴れることもしばしばです。頂上は雲に覆われていても、リフト乗り場付近を走るビーナスラインは眼下くっきりと見えています。

雲が風に流されると、一気に霧が晴れていきます。視線と同じ高さを飛ぶ雲の下、遠くに八ヶ岳のすそ野の広がりが見えています。雲がなければ八ヶ岳の荒々しい山容も一望でき、さらには富士山を望むこともできます。

車山から霧ヶ峰をトレッキングする道が草原の中に続いています。霧ヶ峰湿原植物群落を通り抜けて八島湿原に続く道はある程度なだらかで歩きやすい道。登山の初心者でも比較的安全に山歩きを楽しむことができます。

眼下を覆い隠していた雲が退き、標高2531mの蓼科山と白樺湖が姿を現しました。草原・湖・高山が織り成す車山からの代表的な風景です。

眼下に望む白樺湖。標高1416mにある人造湖で、元々は農業用水確保のためにつくられました。ミュージアムや遊園地、ホテルが軒を連ねるリゾート地になっているので、下山後の観光には持ってこいです。また白樺湖周辺には夏場にはお得な宿が多いので、宿探しにもオススメのスポットです。

威風堂々と山頂に建つ観測所。空を駆ける風が草原を心地よく波立たせます。

絶景を見下ろしながらの下山も気持ちがいい

蓼科山と白樺湖の風景は頂上よりリフト乗り場の横からの展望台からの眺めが良いです。車山頂上から麓まではしっかりした登山道があるので、下山は歩きもいいかもしれません。リフトを使わず歩いて登ってくる方も多いです。

頂上での美しい風景と高山の雰囲気を満喫したら、同じリフトで下山します。下山時には蓼科山と白樺湖を正面に見ながら下るので、登りよりもさらに爽快な眺めを楽しめます。

リフト乗り場横のゲレンデは、夏のシーズン中には気持ちのいい広場として開放されています。車山登山しなくとも、ビーナスラインのドライブ中に立ち寄れば、高原アウトドア雰囲気満天のスポットで休憩ができます。もちろん下山後に今登ってきた車山を見上げながら一息つくのも贅沢な時間です。

車山登山の際には必ず立ち寄っておきたい「車山ビジターセンター」無料で入館できる施設で、車山の自然や動植物について詳しく展示しています。途中で咲いていた花の名前など確認ができます。
車を停めたスカイパークスキー場は雪がない時期でも車山登山の拠点だけでなく、レストランやお土産屋、レジャースポットとして賑わっています。是非霧ヶ峰観光には利用したいですね。

車山・霧ヶ峰の観光・宿泊情報

冬はスキーで賑わう霧ヶ峰・白樺湖ですが、夏場の滞在客は少なく、リーズナブルな宿が多いため、宿泊にはもってこいのエリアです。ペンションやオーベルジュが多い車山エリア、温泉ホテルが中心の白樺湖と、宿のタイプも豊富にあります。夏でも涼しい高原で、リゾート気分満点ののんびりとした滞在が楽しむことができます。

【じゃらん】車山・白樺湖の宿泊情報

車山高原展望リフト

住所: 長野県茅野市北山3413
電話: 0266-68-2626
料金: 山麓~山頂往復 大人1600円、子供1000円 (片道大人1000円、子供600円)
休み: 期間中なし(天候により運休あり)
期間: 4月下旬~11月上旬
営業時間: 9:00~16:30 (夏期間早朝運転および日時限定の夜明け前運転あり)
交通: 中央自動車道・諏訪ICおよぴ上信越自動車道・佐久ICより約40分
駐車場:1500台(無料)

【投稿時最終訪問 2017年8月】


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