三井ガーデンホテル大阪淀屋橋【2022年12月21日閉館】
東京でいえば日本橋。大阪の金融の中心で歴史ある重厚なビルもたくさん残る淀屋橋。銀行や保険会社の大阪支社が軒を連ねるビジネス街で、大阪駅まで地下鉄で1駅ということもあり、観光にも便利な場所です。そんな淀屋橋に人気のホテルチェーン「三井ガーデンホテル大阪淀屋橋」があります。2000年代に続々とオープンしたお洒落なイメージのホテルですが、大阪淀屋橋は三井ガーデンで最も歴史あるホテルなのです。
淀屋橋駅徒歩5分の便利な立地のホテル
三井ガーデンホテル大阪淀屋橋は1984年に開業した三井ガーデンホテルでも最も歴史があるホテルです。残念ながら、2022年12月21日に閉館することが決まっています。外から見る限りでは古さはさほど感じない、立派なホテルです。
宿泊者専用のロビーにはソファーやテーブルがあり、ゆっくりとくつろいだり、出張中の同僚や旅の同行者と打ち合わせができます。ビジネスに使えるパソコンやプリンター、観光雑誌も置かれており、モニターでは天気予報が流れています。
フロント付近は少し時代を感じる造りですが、自動チェックイン機やタッチパネル、カードキーなどさすが有名ブランドホテルだけあって最新鋭の設備が導入されています。また悪天候での来訪に気遣いを見せてくれたホテルマンの対応も好感が持てました。
古くて手狭でもリーズナブルに快適な滞在
宿泊したのは「コンフォート」(13平米・定員2人)
下から2番目のグレードの部屋で、123cm幅のセミダブルベッドがあります。エアコンは壁掛けでなく、窓際のカウンターの中に設置されており、テレビの横に吹き出し口がある古いタイプ。照明は天井1つとベッドのスポットライト、スタンドライトのみでやや暗い。窓際のカウンターにはエアコンの吹き出し口があるので荷物はあまり置くことが出来ないのが残念。
デスクは小さくテーブルと兼用になっています。テーブル下には冷蔵庫があり、冷凍は製氷スペースのみ。ポットとスタンドライトなどがテーブルの上にあるので、作業スペースとしてはやや手狭です。
クローゼットがありますが、ハンガー4つにスーツやシャツ、コートをかければもういっぱいです。やや荷物を保管するには手狭な感じです。クローゼット付近に照明がないのがちょっと不便。
ウォッシュレットが供えられ、吐水口やシャワーは新しくされているようですが、やはり古さは否めません。それでもお湯は驚くほどしっかりと出るので、快適に使うことができます。
窓からの眺め。展望はありませんがズラリと並ぶビルは大都会の中心でのステイを感じます。少し狭く不便を感じましたが、それでもスタッフの気遣いや接客レベルはとても好感が持てました。
三井ガーデンホテルのブランドで、好立地にビックリするくらいのお手軽価格で泊まれます。無くなってしまうのは残念。あともう少しの営業ですが、コスパ抜群の大阪中心での滞在が楽しめます。
三井ガーデンホテル大阪淀屋橋
場所: 大阪府大阪市中央区高麗橋2-5-7
電話: 06-6223-1131
チェックイン:15時、アウト11時
アクセス: 地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅12番出口より徒歩5分
地下鉄堺筋線「北浜」駅6番出口より徒歩5分
部屋数:278室
駐車場: 5台(1泊1200円)
アメニティ: タオル、バスタオル、ドライヤー、歯ブラシ、ひげそり、パジャマ、綿棒、くし、シャワーキャップ
設備: バス・トイレ、テレビ、冷蔵庫、ポット、クローゼット
【投稿時最終訪問 2022年9月】