道の駅 さがのせき【大分湾の絶景と“関の味”を満喫】
道の駅大分市佐賀関――対岸から延びる日本一細長い半島、愛媛県の佐田岬を迎えるように海へと突き出し、瀬戸内海の出口をキュッと狭めて豊予海峡(ほうよかいきょう)をつくり出している場所です。その豊かな海に抱かれるようにして佇むのが、「道の駅 さがのせき」。
ここは、四国・佐田岬と豊予海峡を望む絶好のロケーションにあり、佐賀関で水揚げされるブランド魚「関アジ」「関サバ」をはじめとした海鮮グルメが大人気の道の駅です。
海沿いドライブの途中に立ち寄りたい絶景休憩スポット
大分市内から臼杵方面へ国道197号線を進むと、左手に別府湾の青い海が広がります。ほどなくして見えてくるのが「道の駅 さがのせき」。ドライブや休憩はもちろん、磯遊びや新鮮な海の幸を目当てに訪れる人々でいつも賑わっています。
物産店では地元農家の新鮮野菜やお土産品が並び、名物の「いも天」や「関崎まんじゅう」はテイクアウトにもぴったり。さらに、佐賀関でよく食される海藻「クロメ」を使った「くろめソフト」や「くろめたこ焼き」も売店で販売中。海を眺めながら潮風を感じ、ここでしか味わえないご当地グルメを楽しむひとときは格別です。
展望台から一望する瀬戸内の絶景
道の駅のシンボル的存在が、海を一望できる展望台。別府湾を広く見渡せ、壁面には地元アーティストによるデザイン画も描かれていて、まるで野外ギャラリーのような開放感に包まれます。
右手に突き出した佐賀関の半島、その向こうに見えるのは四国・愛媛県の佐田岬。日本一長い半島の先端は島のようにも見え、その狭まった海域・豊予海峡から、関アジや関サバが揚がる光景を想像するだけでワクワクします。
海と街を望む磯遊びと休憩スポット
展望台から階段を降りると、目の前には「磯公園」と呼ばれる海岸が広がります。子ども連れで磯遊びを楽しむ人の姿も多く、潮の香りと波の音に癒されながらのんびり過ごせるスポットです。
展望台から振り返れば、大分市の中心部も一望。広い海の向こうに、工業地帯の煙突や建物が並ぶ姿が見え、田舎と都市、そしてその背後の山々が折り重なる景観は見事。海沿いの散策にもぴったりです。
便利な第2駐車場と魅惑の海辺のテラス
道の駅には第2駐車場も併設。少し離れてはいますが、敷地内の歩道でしっかりつながっておりアクセスはスムーズです。
その一角には、海を眺めながら過ごせるテラスが設けられています。ベンチに腰かけ、売店で買ったグルメを片手に青い海を眺める時間は、まさに旅先ならではの贅沢。
テラスからは遠く大分市の街並みと山々を望むことができ、サイクリングやドライブの疲れを癒す絶好のスポットとなっています。
窓辺の特等席で味わう“関の恵み”
物産店の奥には、別府湾を眺める窓際のカウンター席が並ぶイートインコーナーがあります。目の前に広がる海を眺めながら、すぐそこの漁場で獲れた魚を味わえる——これほど贅沢な空間はなかなかありません。
この日いただいたのは「関あじ丼」。新鮮な魚の切り身を醤油・酒・みりん・ショウガ・ゴマで味付けした大分の郷土料理「りゅうきゅう」を、佐賀関産の関アジで贅沢に仕立てた逸品です。プリプリとした身はとろけるような食感で、タレの旨味がしっかり染み込み、まさに海の恵みをそのまま味わう感動の一杯。
そのほかにも、関サバ丼や関ぶりカツ、クロメ汁など、地元の海の幸をふんだんに使ったメニューが並び、何を選ぶか迷ってしまうほどです。
「道の駅 さがのせき」は、絶景・グルメ・自然・利便性が三拍子そろった、大分市の海沿いドライブに欠かせない立ち寄りスポット。豊予海峡を渡る風を感じながら、ここでしか味わえない時間を過ごしてみませんか?
■関サバ・関アジが美味しい宿泊できる名店
道の駅さがのせき
場所: 大分市大字大平989-6
電話: 097-576-0770
施設: 物産館、フードコート、展望台、磯公園
営業時間: 9:00~18:00
休館日: なし
駐車場: 40台
アクセス: 東九州自動車道・大分宮河内春日ICより20分
【投稿時最終訪問 2025年6月】