淡路ハイウェイオアシス【大阪湾の展望と淡路島の美味しいもの】

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かつて朝廷に食物を献上していた「御食国」のひとつである淡路島。その名に恥じず、名産品の玉ねぎをはじめとした農産物はもちろん、海の幸や美味しい肉、乳製品までずらりと島の特産品はそろう。また、花の島と言われ自然がとても豊か。そんな淡路島の美味しいものや風景を高速道路で堪能できると人気の施設が「淡路ハイウェイオアシス」だ。

大阪湾を一望する絶景のハイウェイオアシス

淡路島に明石海峡大橋を渡ってのすぐのスポットは「淡路サービスエリア」だろう。大きな観覧車が目印で、神戸と明石海峡大橋を一望でき、美味しいものが揃っている。淡路サービスエリアは上り線、下り線を自由に行き来できる。さらにはその途中に「淡路ハイウェイオアシス」がある。淡路ハイウェイオアシスは、中核の「オアシス館」と別棟のレストラン、「花の谷」という散歩や気分転換にもってこいの庭園がある。

淡路ハイウェイオアシスの駐車場。とにかく広く、駐車台数は560台分もある。この日は平日だったのでがらがらだが、休日でも十分な駐車台数がある。

ハイウェイオアシスからの眺め。明石海峡大橋の向こうは神戸市垂水区。海と港町神戸の織りなす美しい風景美が一望できる。

まるでテーマパークのような館内はリゾートさながら

オアシス館の内部はまるで温室のような構造になっている。その温室部分を取り囲むように、まるでヨーロッパの町並みのよう。異国風情と緑あふれる明るい場所は、室内にいる事を忘れさせてくれる。

温室のような大きなホールにはたくさんのテーブルやベンチが配されている。緑や花に囲まれながら、土産店やフードコーナーで購入した淡路島の美味しいものを頬張る事ができる。このホールにある「カフェOasid」のソフトクリームは逸品。淡路島の牛乳をふんだんに使ったソフトクリームは後味さっぱり。ミルクの風味をいっぱい楽しめるとても美味しいものだった。

オアシス館の2階にはレストランと寿司店があり、ともに地元の海の幸が楽しめる。1階には焼きたてパンやホットドックが楽しめるカフェ。淡路島の土産やたまねぎをはじめとする特産品、さらにはにぎりたての寿司や弁当など、つくりたてのテイクアウトコーナーもある。淡路島の美味しいものを楽しむには、サービスエリアよりもハイウェイオアシスの方が充実している。

■淡路島の美味しいものが堪能できる和食レストラン「みけ家」

広大な花と緑の公園の散策も楽しめる

オアシス館の裏側は「花の谷」という庭園になっている。まるで絵本に出てきそうな風景には四季の花が植えられており、その名のとおり1年中花が楽しめる。ウッドデッキにはテーブルがあり、天気が良い日はここでくつろぐのが気持ち良い。この「花の谷」は「兵庫県立淡路島公園」の一部。これより上部にはアジサイの谷、サクラの展望広場、大きな芝生広場や急流スライダーや水遊び場などがある。ハイウェイオアシスから散策するには時間がかかるが、一般道路からはお目当ての場所に近い駐車場が何か所かある。

まるで遠いリゾート地に来たように思えてしまうオアシス館のホール。心地よい滞在と淡路島の美味しいもの、そして美しい花をはじめとする自然。高速道路での移動中の休憩とリフレッシュをするのはもちろん、ここを目的地として訪れるにも楽しい場所だった。

淡路島北部の観光と宿泊情報

淡路島北部の観光は「兵庫県立淡路島公園」や「あわじ花さじき」、「淡路夢舞台」といった花と緑の公園が人気。特に淡路夢舞台は、著名な建築家である安藤忠雄氏が設計した建物と緑が調和する美しい空間として人気を博しています。そんな淡路夢舞台でリゾート気分を満喫して宿泊できるのが、同じく同氏が設計した「ウエスティンホテル淡路」で、海と緑を見ながら美しい空間でのんびりとした滞在が楽しめます。

淡路ハイウェイオアシス

住所: 兵庫県淡路市岩屋大林2674-3番地
電話: 0799-72-0220
時間: 9:00~20:00 (オアシス館)
   11:00~20:00(レストラン)
定休日: 無休
駐車場: 560台
アクセス: 淡路SA(上り・下り)より直結(高速道路から降りずにアクセス可能)

【投稿日最終訪問 2014年4月】

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