JRタワー展望室T38 【絶景トイレと絶景カフェ】

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北海道の中心地、札幌駅にひときわ高くそびえ立つビルがJRタワー。その最上階38階には札幌を一望出来る「JRタワー展望室 T38」(タワー・スリーエイト)があります。

札幌駅すぐ横にある札幌一の展望台

JR札幌駅に直結したJRタワーには様々なお店や飲食店が入居し、買い物客や観光客で賑わいます。上層部はJRタワーホテル日航札幌になっています。

展望室の入口は商業施設の奥にあり、ややわかりづらいです。札幌ステラプレイスの6階の無印良品の横に入口があります。そこまでは普通にショッピングモール内を移動します。

展望室からは360°の札幌の大展望

地上38階・高さ160mのJRタワー展望室は、さっぽろテレビ塔の高さ147mを抜き、建造物としては北海道一の高さです。眼下の札幌の街並み、はるか彼方まで北海道の山々など、360°の展望を楽しむことができます。

【西側展望】
JR函館本線が街中をゆるやかにカーブしながら小樽へと向かっています。線路は北海道大学と北大植物園の緑と、多くのビルに囲まれています。大倉山ジャンプ競技場の後ろには手稲山。標高は1000mほどですが、まるでアルプスのような険しい山々に見えます。

足元のビルの間に北海道庁旧本庁舎が見えます。「赤れんが庁舎」の名称を持ち、札幌の定番観光スポットのひとつ。現在の新庁舎ができるまで約80年間、道政を担った場所です。見学無料で場所も近いので、時間があれば是非立ち寄りたいスポットです。

壁一面の窓ガラスがずらりと並ぶ展望室空中に浮いたような場所。有料の望遠鏡もデジタル仕様になっています。窓際には椅子とテーブルが備え付けられているので、ゆったりと札幌の景色を眺めることができます。

標高531mの藻岩山が札幌の町の端にそびえます。山頂まではロープウェイがあり、冬でも頂上へ行くことができます。頂上からは札幌の大展望はもちろん、夜には新日本三大夜景に選ばれた札幌の夜景も一望できます。

【南側展望】
まっすぐ道路が向かう先にはすすきのの繁華街。残念ながらさっぽろテレビ塔は、2018年にできたガラス張りの高層ビルの影に隠れてしまいました。

【東側展望】
地平線に向かって一直線に延びる線路JR函館本線。かすんでいなければ遠くに夕張岳や芦別岳が見えるのですが、近くに山がないので地平線のように見えます。ずっと先まで町が広がっているのも北海道ならではの風景です。

札幌の風景や夜景を眺められる絶景カフェ

展望室にはカフェ「T’CAFE」があります。昼はソフトドリンクなどのカフェメニュー、夜はワインやカクテルなど酒類を中心に提供されます。札幌でいちばん高い建物でカフェやバーを楽しめてしまうのです。

カフェの席以外に展望室の窓際にも椅子とテーブルがあり、好きな景色の前でカフェで購入したドリンクを頂くことができます。土曜日とはいえ、春先のオフシーズンの午前中だと入場者は少なく、席は選びたい放題です。

札幌を見下ろす絶景を見ながらコーヒーが飲める贅沢極まりないカフェです。北海道の屋内は暖房かガンガンに効いているので、雪が残る季節でもアイスコーヒーが美味しいのです。

【北側展望】
街並みの奥には石狩湾が広がっています。左側には札幌の観光名所のひとつ、北海道大学の敷地が迫るビルを押し分けるように、緑を町中に残しています。

札幌を見下ろしながら用を足せる絶景トイレ

JRタワーの隠れた見所のひとつがトイレ。札幌を見下ろす壁一面の窓があるとても開放的で上質な空間です。写真は誰でもトイレですが、心地よくてついつい長居をしたくなります。男性用トイレは足元まである壁一面の窓に小便器が並んでいます。さらに開放的な空間で、大切な所は便器で隠しながら大空にばらまくように、最高の気分で用が足せます。
ここで忘れずに「ホッ」としてから、次の目的地向かいたいですね。

JRタワーの観光や宿泊情報

札幌市内にはたくさんの見どころがあります。また、札幌ラーメンや新鮮な海鮮など、北海道ならではのお店が目白押しです。札幌市内ではシティホテルに宿泊がオススメ。夕食はすすきのの美味しいお店に訪問して、藻岩山展望台からの夜景など、夜の札幌ライフを楽しむのも旅の醍醐味です。

【じゃらん】札幌中心・ススキノのホテル情報

JRタワー展望室 T38

住所: 北海道札幌市中央区北5条西2-5
電話:011-209-5500
時間: 10:00~23:00(最終入場22:30)
休み: 無し(臨時休業あり)
料金: 大人720円・中高生500円・小学生及び幼児(4歳~)300円
交通: JR札幌駅直通
駐車場:あり (1時間まで330円、20分ごとに110円、買い物で割引あり)

【投稿時最終訪問 2018年3月】

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