砂川ハイウェイオアシス【札幌と旭川移動の立ち寄りスポット】
札幌と道央の観光地である旭川・富良野・美瑛のレンタカーなどでの移動で便利な道央自動車道。
北海道の旅を終え、旭川より道央自動車道を南下して新千歳空港を目指す。この日の天気予報は雨。昼食はできれば雨の降る前に、どこかのサービスエリアで済ませればと考えていた。そこで、札幌と旭川のほぼ中間、日本国内最北のサービスエリアである「砂川サービスエリア」に入る事にした。
北海道こどもの国も隣接する目的地にもなるハイウェイオアシス
砂川サービスエリアよりさらに先、別ケートをくぐるとたどり着けるのが「砂川ハイウェイオアシス」。上下線どちらのサービスエリアからもアクセスでき、高速道路外からも立ち寄ることができる。「北海道子どもの国」が隣接しており、土産店やレストランが入居する「砂川ハイウェイオアシス館」がある。まず、ここで食事をとって、天気と時間が許せば、娘を遊具がたくさんある子どもの国で遊ばせるのも良いだろう。
北海道の美味しいものがずらりと揃うレストラン
食事をとったのは「木林の森」(きりんのもり)というレストラン。団体観光客も受け入れる、とても広いレストランだ。
メニュー表を見てびっくり。豚丼にスープカレー、いくら丼にラーメン。北海道の食がこれでもかというくらい揃っている。どれにするか、とにかく迷う。さすが北海道だ。ハイウェイオアシスのレストランからして、レベルが全然違う。
選んだのは「中札内産田舎鶏のザンギ丼 」(900円)
僕が住む愛媛にも「せんざんき」という鶏のからあげがあるが、そのルーツは北海道の「ザンキ」という唐揚げと聞く。ならばそのルーツ、食してみないと。
さっそく一口。サクッとした衣の食感に続いて、ジューシーな肉汁が口の中に広がる。衣には下味がつけられていて、とても美味しい。それをシャキシャキのキャベツと一緒にアツアツのご飯で頂く。これは美味しい。一昔前のサービスエリアのレストランでは味わえない美味しさだ。
が、ここで娘の空模様が天気が崩れるより先に嵐に変わった。大好物のエビが食べられると思っていたら食べられなくて、暴動が起きる。ゆっくり食べている事ができず、食べ終わったらスゴスゴとレストランより退散。残念ながら、レストランレポートは不発だ。
さらにレストランの外に出ても娘は泣き止まない。地面に転がり、絵にかいたような見事な地団駄を披露してする。多くの観光客に囲まれ、もう一種のショータイムになってしまっている。
それを見かねたのか、泣きわめく娘にお土産店のおばさんが夕張メロンゼリーをくれた。ありがたいことに、それを食べると娘が落ち着きを取り戻す。さすが北海道の食材は素晴らしく、泣く子も黙る。これは夕張メロンゼリーお土産に買っていかないと・・・
さて、泣き止んだとはいえまだぐずつく娘を抱きかかえてお土産さがし。明日は北海道を後にする日だが、どうも空港でゆっくり買い物をしている暇はなさそうだ。職場や実家などへの土産は、ここでそろえる事にした。
北海道の人気スイーツやお土産も目白押し
お土産を探すのは「北菓楼」。
ここ砂川に本店を持つ、北海道のお菓子の店。創業は平成3年と比較的に新しいが、それでも北海道では人気の菓子店だ。
店内は試食天国。クッキーにチョコレートに、チーズケーキも・・・片っ端から試食しまくったので、やはりここでしっかりとお土産を買いこまないと。販売しているお菓子は、和菓子からスイーツまで。しかも保存がきくものも多い。ここですべてのお土産をそろえることができた。
さて、お土産をそろえて娘も落ち着いたら、どっと疲れた。ちょっと一息したいと思っていたら、北菓楼の奥がカフェになっているのに気づく。しかもかなり洒落た癒しの空間になっている。さっそくここで休憩。
カフェには絵本なども置かれている。絵本を見ながら娘とゆっくりとくつろぐ。子どもと一緒に入っていいのかとためらったが、子どもの国が隣接しているので、子供連れの利用も想定されたスペースなのだろう。
はい、やっぱり北海道に来たなら食べないといけないでしょう。北海道ソフトクリーム。その味はとても濃厚。牛乳の味を感じさせ、それでいて後に残らないさっぱりとした甘さ。それでいてとても甘くておいしい。
ここで娘が食べたいという。今までアイスやソフトは食べさせたことがなかったが、本日はせっかくなのでデビューという事にしよう。最初のソフトクリームが北海道アイスだと、もうほかのアイスが食べられなくなって逆に良いかも??
そう思いながら一口。「はっ」と食べた瞬間、娘の反応。そして、もっとちょうだいと催促。どうやら相当美味しい事に気付いたらしい。パパとママのソフトを随分と横取りしたが、さっきのご機嫌斜めはどこに行ったのか、ハイテンションのニコニコ笑顔に戻る。やはり、北海道の食材の力は伊達ではない。
美味しいソフトを食べて、お土産もゲットした。後は娘を子どもの国で遊ばせて・・・と、思ったら外は雨模様。娘の機嫌は直ったが、天気の方は持ちこたえられなかった。
旭川の観光と宿泊情報
旭川の最大の観光の目玉と言えばやはり旭山動物園。市内にはシティホテルが多いですが、家族連れの観光にも使いやすいホテルも多くあります。特に「旭川トーヨーホテル」はキッズスペースやおむつの販売など小さな子連れでも安心。1日中旭山動物園で遊べるよう、夕食などの時間の心配のないシティホテルで宿を探すのもいいですね。
砂川ハイウェイオアシス
住所: 北海道砂川市北光336-7
電話: 0125-53-3733
交通: 道央自動車道 札幌より50分・旭川より35分
営業時間: 夏季(G.W.~10月)9:00~19:00 冬季(11月~4月)9:00~17:00
駐車場: 350台(無料)
【投稿時最終訪問 2011年9月】